新年とは全く関係がありませんが、今回は「主人公」について考えてみます。
主人公とは、つまり物語の「中心」になる人物のことです。それが単身であれ、複数であれ、人間あるいは無生物(?)であれ、
物語の中心になる存在は、ライトノベルに限らずフィクションにはかならず存在します。
また、ウィキペディアによれば、主人公にはいくつかの定義があるとされています。
(図1)
読者は明久のバカさ加減に笑いあきれながらも、その性格と行動力に移入していきます。
(図2)
(図3)
(図4)
この場合物語の語り手はカシムですが、物語を進める、あるいは混乱させる主題はメルヴィになります。
(図5)
話によって主人公が目まぐるしく変わるこの作品では、ブギーポップは主人公でもあり、狂言回しにもなり、端役にもなります。
(図6)
もとはテーブルトークRPGのリプレイの1部・3部の主人公だったキャラクターたちだったため、当然といえば当然と言えます。
次回はもうすこし主人公キャラについはつっこんで考えてみたいと思います。
(担当 有冨)
※この記事は2009/1/7に掲載したものです。