電子遊戯広場

電子遊戯広場 第108回 あの感動をもう一度!南極物語

南極に残されたタロとジロ、そして仲間の犬たち。
生き残るには食べものを確保しなければなりません。そこでタロ・ジロを動かして氷を拾い、アザラシめがけて投げつけろ!!
アザラシの肉を基地に持ち帰り、仲間たちと一緒にモリモリ食べて得点をGET。
何度か繰り返していると船が来るので、急いで隊員のところへ行こう。
そうすれば高得点が入るぞ!!というのがこのゲームのルール。

この顔っ!!! クソぉ〜〜〜。
すぐ死にそうになる
こいつらが後のペンゴ
として活躍するんです。
まず、このゲームの主人公であるタロとジロはなぜか一心同体で、写真を見てもわかるように、お互いの毛の色がこの1匹に合わさっているのは計算なのでしょうか?
それはさておき、食料でもあるアザラシですが、顔に注目してもらいたい。
氷をぶつけそこねて、うまく逃げ切った時の顔が非常に憎たらしい。


この顔だからかもしれませんが、別に殺したってかわいそうな気持ちには全くならないのです。ここにもこのゲームの作り手の考えが窺えます。
ところで、このタロとジロ、自分を含め6頭を養う為にものすごくがんばっていますが、他の5頭は基地の中で食料がくるまで、だらだら待っているだけ。
しかもすぐに死にそうになるわで、こんな弱い犬たちを連れてきた隊員にも氷をぶつけたい気持ちでしょうに…。


そんなこんなで、船が迎えにきて6頭は無事帰還するわけですが、そもそも南極物語がゲームになったという事がすごい。
どういうルールでゲームとして成立させるかなんて、普通は想像さえしないはずなんですが、ちゃんとゲームになってる訳ですから、僕はしっかりみなさまにお伝えする義務があるのです。
さらに、このゲームの一部始終を見ていた右にいるペンギン2匹。実はタロとジロが氷でアザラシをやっつけるのを見て、「これはいける!!」とスノービーとの因縁の対決を始めたあのペンゴたちなんです。ウソ。
ではまた。



※この記事は2006年3月2日に掲載したものです

(担当 佐藤)

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