まんだらけ中野店 4F 記ミステリの紙魚

昨日某レコードショップに行った時、レコードやCDに混じって自分が好きで集めているSFやミステリの本が置いてありました。
こんなところでまさか出会うとは、と一人感傷に浸っていました。

そして本日もめぐり合わせか、個人的に欲しいSF・ミステリの本が入荷。
その中からミステリの本の紹介です。

少年少女世界推理文学全集・20
アシモフ「暗黒星雲」／ベリャーエフ「生きている首」
訳・福島正実／絵・真鍋博
あかね書房／1971年発行
￥4725（税込）

アシモフにベリャーエフ。
誰でも知っているほどのビックネームのお二人。
でも「SF好きなんだ。アシモフとか、ベリャーエフとかさ」とは聞いたことない。
あまりにも有名すぎるから逆に言えないのか、有名すぎて読むのを敬遠しがちなのか。。
それはわかりませんが、アシモフ、ベリャーエフともに今読んでも面白いものはたくさんあるかと思います。

アシモフの「暗黒星雲」は創元推理文庫版やその他出版社の訳とは違うものになっています。
訳者はこのSF界の御大、福島正実。
ベリャーエフの「生きている首」はベリャーエフの処女作といわれているもの（実際にどうなんでしょ。よく未発表とか最近でるからなんともなぁ）。
「合成人間」とのタイトルでも発行されている通りの内容（首が、、、、）。
でもその合成人間が脅かして暴れて、さぁ終わり。とはならないのがベリャーエフ。
ちなみにこちらは、馬でも袋でも飯でもなく、福ですよ。

あー、人造美人欲しいな。
俺なら人目にはつかせないのに。

(担当ミツギ)