2005/11/11掲載
まんだらけ新宮店

コミックスは終わってしまいましたが、CDもありますよ?

こちらに掲載中の『ドラマCD』は売り切れました。ありがとうございます。
11月になると、いつも11日が気になります…。
そう、11月11日ポッキーの日!!
でも、そういう風に宣伝をし始めたのって、思い出せば6年前からなんですよね。
平成11年11月11日午前11時11分…授業中にもかかわらず、先生を巻き込んでカウントダウンをした覚えがあります(笑)
だから、この時期になると、どうしても11日が気になりだすのでした…。

さて、今回はこちら、徳間書店キャラコミックスより、秋月こおさん原作・唯月一さん作画の「王朝春宵ロマンセ」をCDと一緒にご紹介したいと思います!!

稚児である千寿丸は、その見目麗しさから、寺の者たちに何度も床奉公を迫られていた。
門主の阿闍梨様がいる間は何もされないが、その阿闍梨様も昨日から京に出かけている。
一度は捕まりかけるも、何とか僧たちを振り払い、門の外へ逃げて夜を明かした。
冷たい雨が降りしきる中、我慢して隠れていると、ようやく阿闍梨様が戻るという知らせの鐘が聞こえてきた。
客人を連れて帰ってきた阿闍梨様。
その客人・拓尊が、今後の運命を大きく左右するきっかけとなることを千寿はまだ知らなかった。

拓尊の宴で、舞と朗詠を披露することになった千寿。
しかし、舞の最中も朗詠の最中も、拓尊は千寿をいやらしい目つきで見ていた。
朗詠などをほめるついでとばかりに、親御の名前を尋ねる拓尊。
捨て子ゆえ知らないと答える千寿だが、宮中の宴にて兄弟のごとく似ている右大臣の甥御を見たと言う。
そして拓尊は、「弟君ならその朗詠が見事なのも納得できる」と、とんでもないことを言い出す。
他人の空似とさらりとかわす阿闍梨様。
その態度を見て、いやらしい目つきといい、ふてぶてしさといい、まるでナマズのようだと千寿は思った。

その夜、そなたの生まれで話していなかったことがあると、阿闍梨様から出生にかかわる話を聞く千寿。
たぶん親は権門の都人だろうと阿闍梨様は言う。
でも、自分の親は命の恩人の亜闍梨様と育ての両親であって、自分を捨てた親など関係ないとそう千寿は思っていた。

そして半月後。
明日には寺を出て行く拓尊ため、最後の宴が行われていた。
門主の意向で稚児の数ももしみったれているし、そのうちの一番の美童は門主につきっきり。
現在も、病で床に臥している門主の傍を離れず、最後の宴にも参加していない。
それがおもしろくない僧達は、千寿を誘い出して来いと、稚児の百合丸に命令を出す。
…その頃、阿闍梨様は京に行くようにと千寿を説得していた。
阿闍梨様は、「親を探し出し、それを手づるに寺の力を伸ばす為千寿を譲れ」と拓尊に迫られていたのだ。
あの男の欲の手駒に使われ、遊び女のようなことを強要されたくなければ、今日中に逃げろと、銭と独鈷杵、そして身分証明ともなる紹介状を千寿に手渡す。
その品々を見て、ようやく逃げる決心をする千寿。
その時、千寿を探しに百合丸が部屋に尋ねてくる。
それを隠れてやりすごし、切り窓から千寿は寺を逃げていった。
途中でこけて足を痛めるも、必死に走って逃げる千寿。
寺の塔がようやく見えた頃、後ろから追って来た犬に襲い掛かられてしまい…。

唯月一さんの描く千寿が、かわいくて仕方ありません!!
一生懸命で一途で、そして守りたくなるようなかわいさ…。
気付けば惚れてしまっていたという諸兄の気持ちがよくわかります!
そして、コミックスだけではなくCDも出ているわけですが、気になるキャストはこのように豪華ですよ!!
千寿丸・・・岸尾大輔
藤原諸兄・・・森川智之
在原業平・・・置鮎龍太郎
拓尊・・・立木文彦
小野篁・・・茶風林
いやぁ、かわいいかわいい千寿丸の声が、岸尾大輔さんですよ!!もう、似合いすぎです!というか、それより何より、森川智之さんの声がたまりません!!
そして、業平は置鮎龍太郎さんですよ!何だろう、この豪華さ。
しかも、なんと嬉しい2枚組みなのです!!
そして、ドラマCDといえば恒例、描き下ろし番外編サイドストーリーもあります。
こちらは、千寿丸が慈円阿闍梨様のお使いで寺の外へ出かける話です♪
是非是非、CD・コミックス・小説とまとめてゲットしてください!!

(担当 坪井)

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