「あかまつ」Top

まんだらけ通信販売でご購入

あかまつ01

別冊あかまつ01

編集後記01

編集後記02

未公開写真集

Readers'Board

裏話いろいろ

お問合せメール


編集こぼれ話

原澤今回『セクシー雑誌大全』ということで膨大な数のセクシー雑誌を資料として使ったわけですが…。
赤田そうだねえ。川口さん(前『あかまつ』担当者)なんかダニに喰われながらよくがんばってくれたよ。
原澤私と赤田さんは全然平気でしたね。
赤田免疫があったからね。
原澤中でも『JAM』なんかは私が見てもおもしろく、新しく感じましたが。
赤田エロ本の域を超えてるよねえ。ヴィジュアルが最高にパンクだもん。エロ本じゃなくて、パンク雑誌。音楽のパンクっていうんじゃなく…
原澤表現のジャンル…姿勢がPANKなんですね。
赤田そういや、『奇譚倶楽部』なんかも熱心に読んでたね。畔亭数久なんかも評判良かったし。あれは僕がまだ学生だったころ読んだ京都のミニコミ誌に、『ヘンタイ雑誌の楽しみ』という記事があって、畔亭数久の挿絵が載ってたんだよね。ずっとやりたかったんだ。
原澤秘宝館なんかもずっと温めてきた企画なんですか?
赤田そうだね…イギリスのアムステルダムなんかにも取材に行ったんだけど、あれはひどかった。何百万もかけて社長と通訳と奥山さんでいったわりには、写真なんか一枚しか使わなかったしね。日本の秘宝館のほうが、パワーがあるっていうか、外国のは、想像の域を出ないよね。現地で調べた他の秘宝館へ行ったら、いきなり潰れてたり。とにかく散々だったよ……(と、いきなりテンションが下がる)。
原澤あっ、あの、コスプレヌードなんか、好評だったようですが。
赤田「まんだらけ」ならではのことがやりたかったんだよね。最初、名古屋店で脱いでくれるひと探したんだけど、全然だめで、福岡店に打診したら、トントンと。九州はやっぱり違うねえ!ノリがラテン系っていうか。女の子たちからも「すごく楽しかった」ってメールが届いてね。その中のすごくカワイイ娘が僕のファンだっていってさぁ。まいったなあ!あははは。
原澤(無視)巻頭のヌードグラビアは赤田さんがお撮りになったんですよね。
赤田そうそう。使い捨てカメラで撮ったわりにはキレイに撮れてるでしょ。このモデル、僕の友達なんだけど、肌がとってもきれいでねえ……。
原澤(完全に無視)お忙しいところ、どうもありがとうございました。
赤田あのねえ、女の子を撮るときには、被写体に踏み込まなきゃだめ!これ大切だよ。一歩前に踏み込んで、入り込むって言うか、物を撮るんじゃないんだから、女の子にだねえ……(延々と続く)