原澤 | てゆーか全然私たちは創刊号には関わっていないんだけどね。
|
宮里 | 別冊でさえ雑用しかしてないからなあ。
|
原澤 | 私なんか、この「挿絵画家・畔亭数久」に興味持って、編集部に遊びにきたら、いつのまにかアシスタントになっちゃったし。
|
宮里 | 俺も。道で赤田さんにバッタリ会って…気がついたらアシスタントに。
|
原澤 | 畔亭数久はいいよー。この時代ってさ、情報量が少なかったから、かえって、こういう想像力があったのかも。女学生といい、下着といい、腸の出具合といい……。
|
宮里 | ……。俺なんかこのスケートシンクの「エロティック・ギャラリー」なんか好きだけどね。石井隆の「埋葬の海」とか。秘宝館なんかの特集は、『あかまつ』はこういう雑誌ですよっていう、看板の記事だから、良かった、っていわれると嬉しいね。
|
原澤 | ただ、逆に不評だった企画にも、1位・2位のコスプレ店員ヌードと秘宝館がはいってるからなあ。
|
宮里 | この最初のページの娘なんて、めちゃくちゃかわいいじゃん。
|
原澤 | 私だってかわいいもん!
|
宮里 | ……(遠い眼をして)。そーゆうことばっかいってると「じゃあおまえ脱げよ」って言われるぞ。
|
原澤 | それだけはご勘弁を。
|