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日本のエロ雑誌
――――その全貌を一挙解明!!
カラーページ100頁以上!!
収録写真600点!!

絶賛発売中
本体1800円+税(90円) 376頁

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『戦後セクシー雑誌大全』と題するこのムックは、まんだらけのエロ・マガジン『あかまつ』の別冊第一弾です。
本書成立のきっかけは、小生(本誌編集長)が昨年の春、神保町の某古書店で、昔の実話系エロ雑誌が大量に入荷された場に偶然居合わせ、得も言われぬ衝撃を受け、一挙に600冊近くをバカ買いしたことから始まりました。
『事件探訪』『ショック情報』『B&B』『PANG!』『SSS』……
それらのほとんどが未知の雑誌だったのですが、あまりにケバい原色中心の表紙や、今では考えられないほど下品なヌード・グラビア、妙にリアルなイラスト、ウソなのか本当なのか見当もつかないセックス体験談、読むだけ損する1コママンガやバカ記事……
そこから伝わってくるカオスのような熱にすっかり昂奮させられ、アドレナリンが沸きたち、昔のエロ雑誌が放っている毒のようなものが小生毛細血管を駆けめぐりはじめました。
そして、それを大量に読んだ小生の内側からは、編集者ゴコロのようなものがムックリと起きあがり、「この機会を逃したら、もうこのような本は作れない!!」と思い、このエロ雑誌熱が持続しているうちに「えいっ!」と一冊にまとめてみたのです。
以下は内容の一部です。(掲載順に)―――



INCLUDING:

●一水社から白夜書房、ミリオン出版まで、セクシー雑誌主要出版社と主要雑誌を、一目でわかるチャートに。巻末には、本邦、おそらく初の試み、セクシー雑誌主要年表もあり。

●昔から、いち早くエロ雑誌やエロ劇画誌についても言及していた評論家・米沢嘉博による「戦後日本エロ雑誌クロニクル」。加えて、アメリカのパルプマガジンにも言及した論稿「アメリカ文化が日本のエロ雑誌に与えたもの」も併録。

●編集部が実話雑誌の底なし沼からほじくり出してきた奇作・怪作・珍作の復刻企画「実話雑誌リワインド」は、・水野良太郎の「劇画・三面太郎」、・植草甚一「恐怖の骨なし人間」、・書き手不明による「21世紀の愛と性生活」。

●証言篇として、元・東京三世社社長で、現・サン出版会長・宮坂信が昭和30年代に起きた「実話雑誌ブーム」を語り、『マンハント』などで活躍していたマガジンライターの大先輩・野田開作がアメリカ雑誌の影響について語る。そして、藤木TDCが伝説のC級雑誌『漫画Q』の全貌を取材し、同誌で、今はすたれつつある描き文字を描いていた職人さんにもインタヴュ−。近年「赤ん坊帝国」再評価の気運がある高野よしてるも『MAD』顔負けの自ら手がけた雑誌『奇抜雑誌』について初めて語る。

●「山口百恵宅のゴミ箱漁り」という超法規的企画を実行し、世間をアッと言わせた伝説の自販機雑誌『Jam』(『HEAVEN』の前身)について深くクローズアップ。元・編集長の佐内順一郎と、『Jam』ブレーンの一人だった八木眞一郎が、20年前に爆発した『Jam』とは何だったのかを解説。

●『S&Mスナイパー』誌の好評連載だった井上ヒトシと竹内さおりによるエロ雑誌の発掘紹介企画「昭和艶楽館」―――それを「21世紀に残したエロ雑誌50」として、書き下ろしを加えたエロ雑誌ガイドブックとして50本紹介

●特別企画として、各出版社毎に、日本のエロ雑誌を、松尾多一郎が構成する、「目で見るセクシー雑誌カタログ」があり。3000冊の古雑誌から選びぬかれた「いい顔の表紙」や「とてつもないグラビア」を、ポップにするどくカットアップ!おまけに「NIFTY SWANP」を、今回特別二本立て。伝説の潮吹き女・窪園千枝子も登場(敬称略)