まんだらけコンプレックス 3F バトリズム情報 8月1日テッカマンブレードの本、出します！その2

テッカマンブレードを語る時に外せないのが、続編のブレードIIです。
黒歴史扱いされている理由としては、前作とは一転して美少女と全裸を前に押し出した作品だったからでしょうか。
そして何よりブレード本編の細かい裏設定などを知らないと楽しめない点があったことも事実です。

実際はブレード以上に暗くて重たいストーリーが企画されるも、プロデューサーの意向で現在のストーリーに落ち着いたとか。
スタッフの方が＠Niftyのフォーラムで当初のストーリー案を掲載したり、映像特典の「Missinglink」などブレードと「II」の間を縫う設定は沢山あります。
そしてそれを知ることで、テッカマンブレードIIをまた違う面白さが出てきます。

紹介させていただける商品は、そんなブレードと「II」の間を埋めてくれる資料が中心です。

LDのライナーには、おふざけ混じりのネタ企画から真面目な話まで、びっしりとテッカマンブレードIIの設定が書かれています。
なかなか読みごたえがあるもので、特にDVDに付属しないためにとても興味深く貴重な品物です。
なお、「テッカマンかわら版」の1～5は、無印のテッカマンブレードのLDに付属しています。
商品は「II」のみのLDライナーのセットですので、ご了承くださいませ。

こちらの設定資料集は、意外に画面に映らないテッカマンやメカニックの細部が様々なアングルで描かれています。
また前作にはこういった形での詳細かつ完全な資料集が存在しないため、貴重な資料でもあります。
ブレードと「II」のデザイン上の相違は、やはりテッカマンが生物的なデザインになったことですね。特に前作の主役でもあるブレードは、大幅にリファインされながらも逸脱のない秀逸なデザインでした。

後述する「水晶宮の少女」とは別の小説版です。アニメ本編（前半部分）に準じたノベライズ作品となっており、無闇に明るい本編やおバカな子だったユミの行動に地の文が加わることで、違和感を解消しています。
水晶宮の少女はテッカマンシリーズの完結編と言うことで、ブレードIIの最終話以降の物語となっています。

ブレードIIも漫画版が存在し、ほぼオリジナルだった前作の者と違い本編に忠実なものになっています。

ブレードIIの面白さは裏設定の多さに尽きます。
そしてそれを知れば知るほど「II」は熱くて濃厚なブレードの後の、一服の清涼剤となります。
DVDボックスを買った人も、当時は敬遠して見なかった人も、これを機に「II」を視聴してみてはいかがでしょうか。

ご興味のある方はぜひまんだらけコンプレックスにご来店ください。

(担当室伏）

8月1日(土)、2日(日)バトリズム情報はこちら