まんだらけコンプレックス 3F バトリズム情報 8月1日テッカマンブレードの本、出します！その1

魂SpecやDVDボックスの再販、数年前にはスパロボにも参戦したテッカマンブレード。
特に前者はプラモデルや食玩以降、久しぶりにマスレベルでのTOYの発売。
後者は高額な値段のついていた品物でして、地味に再評価の兆しが出てきているのかもしれませんね。
幼い僕の心に熱い思い出とトラウマを残してくれた作品が、こうして時を経てよみがえるのは一ファンとしては嬉しい限りです。

今回はその書籍を紹介・販売いたします。

特に目を引くのは、このホビージャパン93年5月号

テッカマンブレードの特集号であり、今の目で見ても使える工作が目白押しです。
プラモデルをお持ちのかたは参考にして作ってみたり、また魂スペックと比べてみるといいかもしれませんね。
テッカマンブレードのプラモは、パトレイバーのイングラムと同じく、グッドデザイン賞を受賞したほどの素敵なプラモデルです。
ただ、後に続くエビルやソルテッカマンはデキはよかったものの、デザインや本編での活躍が微妙で今一つ人気が出なかった感があります。
最後の商品となったブラスターブレードはプロポーションに難がありましたし。その他のテッカマンはガレージキットのみでの立体化でした。

この本で当時の思い出に浸るもよし、今の制作技術で徹底的に作り込んでもよしの一冊です。
魂Specで発売されたことを契機に、また何かしらの形でブレードが立体化されるといいですね。

こちらのミニムックはテッカマンブレード関係では唯一の公式なムックです。
物語の途中（2クールあたり）までの内容となっていますが、オービタルリングや宇宙暦などの、物語には出てこない「ブレードの世界」を明文化していることもあり、非常に資料性の高いものとなっています。
テッカマンブレードは話によって作画のクォリティが激しく、またデザイン面でもかなりの違いがあります。
ある時はロボットのように描かれていたり、ある時は生物のように描かれていたり……各作監毎の個性が出たというより、明らかに出過ぎてしまった回も散見されます(わかりやすくいえば、第一話と最終回ではメカもキャラも殆ど別人です)。
このムックに書かれた各種のデザイン画は、大張ドラグナー（バリグナー）に対する大河原ドラグナーみたいな「作画参考用」になってしまった感があります。
逆に言えばデザイン上における一つの共通した見解としてのものともいえます。

かつてコミックコンプに連載されていた作品です。
テレビ版とは違うお話ですが、物語の根幹の部分は同じなので違和感なく読めます。巻末のコメントのマニアックさも必見ですね。

今回紹介させていただきました商品は、テッカマンブレードをより深く知ることのできるものばかり。
魂スペックやDVDボックスと会わせて楽しめることはもちろん、スパロボなどでブレードを初めて知った方にもオススメです。

……仮面の下の涙をぬぐえ！

ご興味のある方はぜひまんだらけコンプレックスにご来店ください。

(担当室伏）

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