まんだらけ渋谷店セイシュンなんてこんなものかも

これまでも当トピックスでは「まんだらけ渋谷店はDTの皆さんを応援します！」という渋谷店のスローガン(ウソ)に則って、DT諸兄に元気と活力をもたらす情報をお伝えしてきましたが、ついにこの方をご紹介する時がやってきました。

その名も古泉智浩！
何せ、「チェリーボーイズ」(青林工藝舎)なんてズバリなタイトルの本も出しているのです。これはほっとけないよ(by楠瀬誠志郎)！

古泉作品の多くは苦悩に翻弄される青春像を、そのあまりにリアルな台詞回しや性描写などによって表現されています。
しかも決してアツい青春ではなく、実に淡々と、クール＆ドライという、Yシャツにしたら着心地良さそうな作風なのが全く持ってFeelin' so fine なのです。やっべ、英語使っちったぃ。
特にこの性描写なのですが、画風もあってか、いわゆる“エロ”さはそれほど感じないのですが、とにかく生々しい！
登場人物が歩くように、食事をするように、同じテンションでおセックスしたりするのが却ってリアル。

悩んだ時、無気力状態に陥った時、DTに疑問を感じた時などはこのテンションが素晴らしく心地良いです。

この度そんな古泉氏の同人誌が入荷！変わらぬ古泉ワールドがここにも展開されています。
特に「女子について」と題されたあとがきは古泉氏の、女子に対する憎悪と愛情が訥々と綴られていて共感の嵐。
商業誌もちゃ～んとお取り扱いしてます。まだ未読の方は是非！

ニューウェーブコーナーにて。

古泉智浩『ピンクニップル』(2005年)

（担当清水）