【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

そろそろ今年も終りですねえ。皆様はどのような1年を過ごされましたか？私は春に片道1時間半のバイト（乗り換え2回）に嫌気がさして辞め、無職になり、お金がなくなり焦り、夏に片道2時間の派遣社員（乗り換え2回）になったものの疲れて辞め、再度無職になった挙げ句引きこもるという、大変どうしようもない日常を送りました。秋、お金がなくなって大事にしていた漫画やCD、DVDを売り、とりあえず今日を生き延びるだけの生活は、自販機のジュースやコンビニのパンを買うことすらできず大変苦しいものでした。水道水を飲み、白米にカレーのルー（こくまろ）をお湯で溶かしたものをかけて食べる毎日。
本当に悲しかったです。普通ってありがたい！カツ丼ってこんなにおいしかったっけ…（涙）。
コブラ第1話の「人間なんて不思議なものだな。いざ平凡な生活を続けてみると、またどうしようもなくスリリングな世界に戻ってみたくなる」と言う台詞には、まったく共感ができない私でございます。

さて！そんな冒険心溢れる男の物語「コブラ」。そのメディアファクトリー版の購入特典の全員プレゼント冊子「大地よ蒼くなれ」「シグマ45」を年末に販売します！

まずは「大地よ蒼くなれ」をご紹介。物語は2体の奇妙な人面獣が森の中を歩き回る場面から始まります。
食料を求めて森の中を探索する2体は、しかし毒キノコしか見つけられず、とうとう死を予感します。が、その時「なんやねん、あれは！？」と関西弁で驚く人面獣…その瞳の先には巨大な兵器が。舞台はどこなのか、この生物は何なのか、そしてなぜ関西弁なのか。いくつもの謎が浮かぶも答えが出ないまま数ページが過ぎた頃、そこが第三次世界大戦の後の地球であることを読者は理解します。戦争、放射能、人種差別、愛、恋、様々なテーマを含んだ本作は手塚賞佳作に入選、しかし現在も単行本未収録のまま。唯一読めるのがこの冊子。

そして「シグマ45」はホラー映画の雰囲気を持つ作品です。
ジョーク口調、スパイ、義手の下に銃、色気と強さを兼ね添えた美女…と必然「コブラ」を感じる60ページ。
なんと黒竜王編（PCエンジンのゲームになったやつ）でおなじみの人面シャチも登場！こちらも単行本未収録。
もう大人になり、むじゃ気なベイビーじゃないあなたも今回ばかりはシークレットデザイアを解放すべし！ぜひどうそ！

こちらの商品は12月28日（日）より、本店 II ショーケースにて販売致します。
1月4日（日）までは店頭販売のみとさせていただきます。
取り置き、通販のお申し込みは、1月5日（月）から承ります。売切れの際はご容赦ください。

(担当せきロ)