まんだらけコンプレックス 3F レビュー本怒涛の勢いで更新中!!サンデーvsマガジン第1章1959～1972

コンプレックスの少年サンデーと少年マガジンのレビュー本コーナーはつい最近まで萌え＆エロトラウマ一色のレビューになっていましたが、一転レトロ総一色の棚に総変わりしました。

「サンデーvsマガジン第一章1959～1972」ということで、手塚治虫の『スリル博士』から始まって、1972年のマガジン永井豪『デビルマン』、サンデー楳図かずお『漂流教室』までを年代順にレビュー本として並べています。
サンデー、マガジンの歴史が感じれる棚になっており、「W3事件」やマガジンが劇画路線にシフトしていくさまも見えます。
今回は第1章ということで予定ではこの後、第2章1973～80年代、第3章90年代～そして現在までを今後も展開予定です。

ただ1968年以降はジャンプというビッグボスが登場し、モンスターへと変貌していくので対決という構図では微妙になってきます。
光文社の「サンデーとマガジン」もマガジン、サンデーともにそれまでの強烈な編集者の存在や作品といったパンチが弱くなり、ジャンプの脅威が迫ってくるところで終わるというそれまでのテンションからは落ちる終盤となっています。
年代でいうと1972年。
今回の棚はそのテンションが高い時期の作品を年表形式にしてあります。
今後予定はその中でもラブコメ路線や少年誌にエロが侵食していった時期をフューチャーしていこうと考えています。

このコーナー以外でもレビュー本繁殖中。秋葉原に来たらばブラリ立ち寄って見てください。

(担当竹下）