20世紀を代表する戦略思想家・リデル・ハートが戦後になってルントシュテット元帥をはじめとするドイツ国防軍の将軍たちに取材した本。 「ヒトラーはスターリンのスパイではないか?」というジョークが軍上層部で流行ったくらい、 ヒトラーに毛嫌いされ作戦を妨害され続けたドイツ参謀本部のエリート軍人たちの苦労話満載。
原書房「ヒットラーと国防軍」1976年 ¥2100
ナチス政権下で食料農業大臣、SS人種・移住局名誉長官を勤めたダレエの本。 「我が闘争」「二十世紀の神話」と並ぶナチス思想の代表文献ですが、 人種の選択的品種改良と奴隷制度確立を目指す内容もあって戦後は長らく絶版状態。
「貴族とは農民たる事そのもの」云々当時の読者に受けそうな言葉が並んでいます。
ナチの農業政策に興味がある方はどうぞ。
「血と土」春陽堂書店 昭和16年 ¥3675(裸本)
ラスプーチンやグルジェフの影響を受けた秘教グループで修行したのちロシアから亡命、 秘密結社新聖堂騎士団やゲルマン騎士団の流れをくむトゥーレ協会に所属し、 アーリア人の故郷としてアトランティス大陸の実在を信じた・・。 そんなオカルトな趣味を持つこのユダヤ系のナチス機関紙の編集長&ヒトラーの ブレーンが著したナチス政権下の大ベストセラー「二十世紀の神話」。国家社会主義を代表する一冊です。
雑な感じですが索引が付いているので興味が持てるところから読めますよ。
「二十世紀の神話」中央公論社 昭和17年 \3675
雑誌「パピエ・コレ」創刊号でナチス特集をやっていたグラフィックデザイナー・長澤均のベルリン本。 20年代のモダンなベルリンはもちろん、ナチス台頭を準備したオカルティズムの動きなどを紹介。図版豊富で雑誌感覚で楽しめるので入門用におすすめです。
「1918−1945倒錯の都市ベルリン」\3100(見返し蔵書印)\3150
辻潤訳の「天才論」を書いたひとロンブロ-ゾー。
黄金バッドの悪の頭領ナゾーの決め台詞「ロンブロ-ゾー!」のひとロンブローゾ。
19Cに犯罪者の70%は隔世遺伝により生まれながらにそうゆう運命にあった、という生来性犯罪人説を唱えた頭蓋学者/犯罪学者です。
大正時代の犯罪モノブームや犯罪小説にも影響大のこの人物について詳しく知ることができる!という翻訳ものでは唯一のまとまった評伝です。
多くの非難を浴び歴史に葬りさられた生来性犯罪人説ですが、ヒトゲノム解読が完了した現在でもXYY型性染色体を持つ人の刑事責任能力については議論が分かれるところ。
ロングローゾは犯罪者は病人なので刑務所では治療が必要だと説き、直る見込みがないなら除去するしかないという死刑論者で、霊魂説を信じた心霊研究家でもあります。
「医者と殺人者 ロンブロ-ゾと生来性犯罪人説伝説」
新評論92年 \4200(版切)
19Cに犯罪者の70%は隔世遺伝により生まれながらにそうゆう運命にあった、という生来性犯罪人説を唱えた頭蓋学者/犯罪学者です。
大正時代の犯罪モノブームや犯罪小説にも影響大のこの人物について詳しく知ることができる!という翻訳ものでは唯一のまとまった評伝です。
多くの非難を浴び歴史に葬りさられた生来性犯罪人説ですが、ヒトゲノム解読が完了した現在でもXYY型性染色体を持つ人の刑事責任能力については議論が分かれるところ。
ロングローゾは犯罪者は病人なので刑務所では治療が必要だと説き、直る見込みがないなら除去するしかないという死刑論者で、霊魂説を信じた心霊研究家でもあります。
「医者と殺人者 ロンブロ-ゾと生来性犯罪人説伝説」
新評論92年 \4200(版切)
近世神経学の始祖シャルコー。
若く美しい?ヒステリー女性が主役を演じた彼の催眠治療の公開実験「火曜講義」を豊富な写真図版で追体験できる一冊。
彼の講義を聞いたフロイトは「私の心は素晴らしい劇場で一夜をすごしたあとのように満ち足りていた」と言っています。フロイトの研修先である19世紀末のサルペトール病院の写真図像集です。
「アウラ・ヒステリカ」 リブロポート 90年\8400
若く美しい?ヒステリー女性が主役を演じた彼の催眠治療の公開実験「火曜講義」を豊富な写真図版で追体験できる一冊。
彼の講義を聞いたフロイトは「私の心は素晴らしい劇場で一夜をすごしたあとのように満ち足りていた」と言っています。フロイトの研修先である19世紀末のサルペトール病院の写真図像集です。
「アウラ・ヒステリカ」 リブロポート 90年\8400
麻薬密売で服役中にシャロン・テート事件以前のチャールズ・マンスンと知り合った、
という著者によるチャールズ・マンスンの評伝。
ヒッピーカルチャー体験記のような部分もあります。
「チャールズ・マンスン 悪魔の告白」ジャプラン出版 90年\1575(背ヤケ)
ヒッピーカルチャー体験記のような部分もあります。
「チャールズ・マンスン 悪魔の告白」ジャプラン出版 90年\1575(背ヤケ)
アメリカのサバービア=郊外論と言えば93年発行のこの本。
映画・小説など50年代以降のアメリカのポップカルチャーから郊外社会を分析した評論集。
大場正明「サバービアの憂鬱」\3150(少イタミ)
映画・小説など50年代以降のアメリカのポップカルチャーから郊外社会を分析した評論集。
大場正明「サバービアの憂鬱」\3150(少イタミ)
事件後に回収されたので読みそびれた方も多いのでは。
柏原蔵書「歌舞伎町アンダーグラウンド」\1260
柏原蔵書「歌舞伎町アンダーグラウンド」\1260
(担当 二宮)
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