「大祓(おほはらへ)祝詞」といへば数ある神道の祝詞のなかで最も霊験のあると云はれますが、内容が古すぎて意味が分からなくなってしまってゐる部分が沢山あります。
その解釈について言霊学の小笠原孝次と、本田霊学正統の佐藤卿彦が「顕・幽」それぞれの方面から「大祓祝詞」を解釈したものが本書です。
大祓の霊験についてはよく耳にします。
この祝詞さへ奏上すれば大抵の悪霊は退散するでせう(それで退散しない場合は他に原因がある)。
そのくらゐ強力です。
或る書籍によればこの祝詞を百回奏上したら、その途端家が停電になったとか書いてありました。
また百回唱へて霊言を聞いたといふ話も知人から聞きましたが、ムベなるかなであります。
ゆっくりと唱へれば一回10分前後掛かるやうな祝詞を百回奏上すれば色んな意味で尋常ならざることも起きるでせう。
現在一般の神社でも神主が年に二回ほど奏上してをりますが、神社本庁採用の大祓には「天津祝詞太祝詞事(あまつのりとのふとのりとごと)」が省略(或ひはもともと存在しない)されてをります。
しかし、やはり古神道をやるなら古式で行きたいものです。
文献考証学上は色々な説があるやうですが、学者のザレゴトに付き合っても霊験とは無関係なのでそれぞれ所縁の「秘詞」を奏上すれば宜しいでせう。
最強の祝詞「大祓」研究には欠かせぬ本書。まんだらけ「大予言」にて是非。
(担当 山口ケン)
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