まんだらけ中野店 4F マニア館水島新司のホームランコミックスが2タイトル入荷です

1958年日の丸文庫の「影」にて『深夜の客』という作品でデビューし、今では野球マンガの大御所、野球マンガを語る上で欠かすことの出来ない存在、水島新司。
彼のデビュー当時の作品は野球がメインの作品というのはあまりなく、野球は出てくるがメインはその人物の日常の生活を描くところに重点を置く作風でした。
その作風で「生活マンガの水島」とまで言われ、数々の名作を生み出していきました。ドカベンの主人公、山田太郎の住むところの”下町感”や畳屋の仕事を手伝っている場面などはその頃の生活マンガが生きていますよね。

今回入荷は、東考社ホームランコミックスの2タイトル。

別冊少年キングの読みきりを中心に納めた「水島新司名作劇場」。その「ひろし虫」「ないてたまるか」が入荷です。
昨年からBJにて「泣いてたまるか北野羽衣子の青春」を連載されていますが、こちらとは無関係です。
「ひろし虫」では、昆虫はもちろんのことちゃわんむしが好物、マンガは手塚治虫先生しか知らず、よわ虫なひろしくん。
そのひろしと太郎の虫をめぐる物語がほのぼのと、そして涙を誘います。他に”泣き虫番長””どんとこい””太陽っ子”の3編を収録。
「ないてたまるか」は小学三年生に連載されていた感動作。
てつや、たつや、さなえがお父さんを励ますためにがんばる姿がなんとも微笑ましいです。どちらも初期の作品ですので、「生活マンガの水島」を味わえるはずです。是非手にとってご堪能ください。
状態は2冊とも非貸本！！！ですが「ひろし虫」にワレ有り、少オレ有り。「ないてたまるか」は状態良好です。

水島新司コレクターの方も、野球マンガの水島新司しか知らない方もこの機会にどうぞ！！

水島新司名作劇場2 ひろし虫￥4,200
水島新司名作劇場3 ないてたまるか￥4,200

詳しい状態などは、電話、または店頭にて。ご興味のある方、是非ご来店くださいませ。

(担当高橋)