まんだらけ名古屋 1F コミック山田の作品紹介その5 科学とくじ引きのファンタジー！？くじびき勇者さま

今回ご紹介するのはホビージャパンから発行中のライトノベル、「くじびき勇者さま」です！
こちら、作者が清水文化氏で現在最新刊が8巻となります。コミックなどは発売されていないのですが、挿絵を担当されてる牛木義隆氏が同じくホビージャパンから発行されてる「キャラの！」にて「くじびきシスタ～ず」を連載中。
いずれはコミックスとして発売されるのでしょうか？大いに期待です！

内容をお話する前に少し世界観についてお話します。
くじびき勇者さまの世界ではある宗教が大きな力を持っています。その宗教が掲げている1つの約束事、それは『全ての選択はくじびきで決めること』です。
どんな事もくじびきで決める。それが自分の将来を分けるようなことでも絶対にくじびき。
何故そんなことを？と思う方が多いと思いますが、神さまを本当に信じているのならおかしなことでもないのです。
運を天に任せると言うとおり、運命は神が決めるもの。
つまり、くじびきで決めるということは自分の運命を全て神に委ねるということです。
この世界ではそういった思想が広まっているのです。

そんな世界で世界を救う勇者を決めるくじびきを見事ひいてしまう一組の男女がこのお話の主人公。
勇者とその従者に選ばれたのが、凄腕の剣士で従順な教徒のナバルと博識でくじびきが大嫌いなシスターのメイベル。
二人はくじびきで決められたルートを進み、ナバルの剣と主にメイベルの知識で旅をしていくといった内容。

物語はこういった感じですね。
読んでみた感想としては、剣：魔法：科学の比率が1：1：8みたいな感じですね。
内容のほとんどがメイベルの科学の説明と化してます。
最初は料理の説明や病気の説明だったんですが、旅をするうちに色々な知識をさらに身に付け、最終的にはエンジンやら飛行機の理論やらを説明しだしたり。
メイベルの大活躍で戦争が終わったり、メイベルの大活躍で世界に蔓延る病気の謎が解明されたり。
そんな訳でほとんどが科学。つまり、凄腕の剣士、勇者ナバルの活躍の場はいったいどこにあるのか？
その辺りは読んでみてのお楽しみです！

現在名古屋店ではこのくじびき勇者さまを強化買取中！
ホビージャパン文庫は基本的に再版があまりかからないので一度売切れてしまうと入手がどんどん困難になっていくのです。
僕も買うときに数件回ったものです。
科学とか苦手ですが、不思議だったあの謎もメイベルちゃんがわかりやすく噛み砕いて説明してくれるのでとても楽しいですよ。
オススメの作品ですので、読んでみてはいかがでしょうか？
それでは、語尾が「～なのじゃ」の場合はロリ以外認めない名古屋店コミック山田がお送りしました！

(担当山田)