まんだらけ渋谷竹宮恵子「風の木の詩」外伝的続編小説「神の子羊」全3巻セット再入荷

竹宮恵子「風と木の詩」続編小説
のりす・はーぜ（増山法恵）著「神の子羊」全3巻帯付セット
状態：カバーにイタミ、少シミ有。

昨年「地球へ・・・」がアニメ化された影響で、一層揺ぎ無い存在となったもう一つの代表作「風と木の詩」。

10代の方から探求を受けるのは当たり前、海外のお客様にも人気が高く、当時は同性愛描写がどうにも壁になって読めなかったという男性のお客様も少し照れながら買っていかれることもしばしば。・

当店の少女レトロコーナーで、店頭に並べると一番即売れ率が高いのが風木のイラスト集「LE POEME DU VENT ET DES ARBRES」なのですが、そのイラスト集より更に入荷の少ないのがコチラ。
この商品を渋谷店でお出しするのは実に2年半ぶり（！）でございます。。。
それぐらい滅多に入荷のないタイトルで、特に3巻を集めるのが困難。

作者は竹宮さんと長年仕事をしてきた増山のりえさん（のりす・はーぜ名義）。
漫画の連載が終了して、約10年後に版元の小学館とは関係のない雑誌『JUNE』で連載されたということと、
元々ある漫画を連載当時ノベライズしたものではなく、その続編を竹宮さん監修の元、増山さんが小説で後々描き下ろしたという変わった作品だったので、存在自体を知らないという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか？

表紙とカラーページは漫画連載当時のものを、挿絵は小説連載当時の竹宮さんの描き下ろしとなっています。

ファンの間で賛否両論だったあの衝撃のラストからどうやって続編を構築できるのか？
というのがファンの方にとって一番気になるところですが・・・
内容は読んだ方だけのお楽しみ。
新事実が明かされたり、漫画版ででてきた人物が意外なところで登場したり、かなり色々な意味で驚きの連続です。

担当自身とても想い入れのある作品だからこそあえてはっきりと云わせて頂くと、この続編は風木が好きであればあるほど、それに比例して拒否反応も起こる危険な作品。
（作品として良いか悪いか、面白いか面白くないか。ということではなく）

その理由は・・・ぜひ実際に読んでお確かめください。

(担当神原)