「資本主義とは、ものを買うことによって成りたっている社会なのだから、
それをいつのまにか買わされていたシティ・ボーイが、あるとき目覚めると、
世界は音をたてて一変する」(宝島75年1月号"シティボーイ宣言")
ディランの「エブリバディ・マスゲット・ストーンド」が「みんな石で打たれなくてはならない」と平気で訳されてた様な時代に ジャズ世代の大御所たちとともに日本初のロックマガジン誕生の現場に立ち会う ことになった後の宝島4代目編集長、小泉徹=北山耕平の自伝です。 J・J、片岡義男、キャロル、カスタネダなどの話他。 あと宝島とJICC出版局の関係もよくわかります。 北山耕平「雲のごとくリアルに」\1155
山崎春美の「タコ」にもゲスト参加していた香山リカの80年代クロニクル。
工作舎や自販機雑誌「HEAVEN」の思い出から、 渋谷で「ハマトラ」ファッションに遭遇し「テクノはもう古いんだ」と北海道に帰りたくなるまで、 80年代サブカルチャーが好きなら楽しめる一冊。 香山リカ「ポケットは80年代がいっぱい」\1155
「貰った一万語はぜんぶ「さよなら」に使い果たしたい」
寺山修司・尾崎翠・コミマサ・牧野信一など12人の作家とそのふるさとをめぐ る列伝紀行。池内紀に紹介されるとなんでも読み返したくなります。 池内紀「出ふるさと記」\1155
塙保己一「群書類従」山下重民「新撰東京名所図会」吉田東伍「大日本地名辞書」
牧野富太郎「牧野日本植物図鑑」物集高見・高量親子「廣文庫」「群書索引」
斎藤秀三郎「斎藤和英大辞典」下中弥三郎と平凡社「大百科辞典」篠崎晃雄「実
用難読奇姓辞典」日置昌一「話の大事典」「南方熊楠菌誌」などなど活字文化華
かりし時代に大資料集(例えば「群書類従」は版木17244枚!)を構築したすこ
ぶる博覧強記な人々の人物伝。
塙保己一は晩年ある歌会で判者を頼まれ添削のため50首ほど記憶して戻ったと ころ、三首ほど思い出せないものがあり、 「わしも、このようにもの忘れをするとは、今年あたり死ぬかもしれない」と嘆いたそうです。 図版豊富で見どころ読みどころいっぱい。 紀田順一郎「日本博覧人物史」\2100 ほかにもいろいろ入荷中です。
(担当 二宮)
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