SFそのもののジャンルが曖昧なだけに、ポルノSFってジャンルが余計曖昧ですよね。 前読んだ清水正二郎(後の胡桃沢耕史。清水正二郎は本名です)監修した雑誌には、SFとは銘打ってないですが、明らかにSF、それもえっちい作品がたくさん載ってました。 これもポルノSFにはいるんだろうなと一人で勝手に決め付けたりしてました。 SFと書いてないけど、明らかに設定がSFな童話や、絵物語がありますが、官能小説にも、明らかにSFっぽい作品がたくさんあります。 そういった作品はたいていは、SFとは書いてないですが、今回入荷の本は、きちんとSFと銘打ってます。 エロチックスSF 宇宙のエロス 編:福島正実 芳賀書店/1972年9月発行 ※見返し少はがし跡 装丁:宇野亜喜良 ¥1260(税込) 福島正実が編集したオムニバス作品。 収録作品の中には、日本で単行本に収録されているのは今回の本しかないものもあります。 そうです、今回入荷分は、海外の作品のみで構成されています。 SF作品には、美しい女性がたいてい現れてきます。 現れてこない作品は、あまりありません。 その美女について、福島正実も巻末で書いてますが、 「小説の中に美しい女が現れてきた。そいつは、敵か?味方か?それを一発で見分けられるにはどうしたらいいか」 それは、女がボインかどうか。 そう、たいていが美女でボインで、スラーっとしてたら、要注意。 魅惑的な敵です(北園のSF小説に出てくる時田先生が一番ポルノすぎる敵では?) 反対にボインでないと、敵っぽく見えても、ただのツンデレキャラだったりするでけで、味方の可能性大。 ボインは敵だ!的なものがSFの根底に流れてるんですかね。
(担当 三次)
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