なんかデラメゾンとかコーポとか、集合住宅の建物名称はカタカナがメインな昨今ですが、やっぱり「●●荘」って名前にはロマンを感じます。 トキワ荘しかり。 (ちなみにこれまで聞いた中で一番なんだかトホホな建物名称は「ラッキーハイツPart2」。 住んでいたのは私ではありませんが。そこの住人はこの住所を教えるのを当時たいそうイヤがっていたのを思い出します。) 一人暮らしを始めるのは大学からな方が多そうですね。 日本の一人暮らしの方でどれほどの方が「●●荘」って建物に住んでいるのかしら。 以前自分が学生だったころ、「●●荘」系のアパートに住んでる先輩がいて、やっぱりなんだかすごく愛着を抱いていた様子でした。 押し入れで寝たりとか(藤子的)。 今回はそんな「●●荘」にお住まいの作家さんが描いた同人誌をご紹介…。 サークル名・「熊靴」さんです。 こちらの作家さんのアパートは「内田荘」。 本のタイトルも「さよなら内田荘」。入荷したのは2巻と4巻。 基本的に日々の暮らしをつづった日常漫画なので、どこから読んでも大丈夫。 あー、でも2巻は女子専用かもしれません…。 2巻は「痛(つまりtwo)」ってタイトルもついているので…。 まあ女子にまつわる、いろんな痛みの話です…。 痛みを解消しようとプラシーボ効果の実験をみずからしてみたり、いろいろな薬の悲喜こもごもだったり。 女子には共感できる話がいろいろとあったりします。 巻末の「猫の耳の再利用方法」なるイラストがありますが、コレはなんだか可愛いです。 …それから肝心の「内田荘」くらし。 ネズミってこわいよね。わかります。 ネズミ被害って悲しいよね。わかります。(わかるんだ…私…!) スナネズミとかしっぽに毛が生えてるネズミならいいけど、家に出るネズミ。あの…シッポがどうにも…。 ちなみに今猫の話が出ましたが、「内田荘」の本以外に、猫との暮らしを描いた、現実と空想の間をいったりきたりしている「猫袋」なる本も入荷しています。 合わせて読むとよいかもしれません。 ホットカーペットの上から離れられなくなって、ついにはカーペットと同化して空を飛ぶ猫のコマがなんかイイです。 そんな「内田荘」暮らし。(それ以外もありますが) 雰囲気として、女子高生のプチトマトとかが入ったお弁当よりも煮物中心の茶色がメインのお弁当に心引かれてしまうタイプの方にオススメです。 インテリアのために足繁くコンランショップとかに通ったり、デザイナーズマンションに住んだり、部屋にイームズの椅子とか置いてるような方にはあまり共感出来ない内容かもしれません…。(↑あんまりおしゃれについて空想できない可哀想な担当なんです) 全国の「●●荘」暮らしの方、ご来店お待ちしてます。 店頭のショーケースに出しておきますので、うっかり興味が湧いてしまった方はどうぞ。
おしゃれ暮らしは、眺めるのは楽しいですが…自分で暮らすのは…一生無理…無理…!
(担当 和泉)
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