まんだらけ中野店 2F DEEP館ソフトハウスキャラの傑作入荷

こちらに掲載の商品は売り切れました。ありがとうございます。

グラフィック＝ゲーム性の両立というのはPCゲームの世界では基本的に無理と言われています。
マシンスペックやグラフィックボードの性能などではなく、基本的にエロ絵があればいいだけで、恋愛シミュレーションやアドベンチャーゲームでは基本的に選択肢を選んで高感度やフラグを立てていくだけなので、攻略要素が高いとは言えません…。

一時期は同人ゲームの方が（家庭用的な）ゲーム性は面白いと言われ、「月姫」「メルティブラッド」を出したTYPE-MOONによって、その「ヘタな商業ゲームよりよっぽど面白い」という意見は確実なものとなりました。まあ、TYPE-MOONはその成功を礎に商業へと移行した訳ですが、現在も良作（商業はまだ2作しか出てませんが…）を作り続けているTYPE-MOONには脱帽という訳で…

まあ、アリスソフトのようにゲーム性と原画が両方素晴らしいという（俗に言うトップメーカー）もありますが…

しかし最近は、ニトロプラスやTYPE-MOONなどのように面白い又は熱いストーリー。逆にアージュやKeyのように感動的（もしくは鬱）、意外性のあるストーリーで読ませるならともかく、安易（もしくは粗雑）な萌えゲームやメディアミックスで売り上げを増やすメーカーが続出し、「ゲーム性とかは売れた後のファンディスクとかついでにつければいいじゃん」的な製作姿勢が感じられます。

まあ、Fate/hollowはストーリー性とゲーム性を両立させた訳で、文句の言い様も無い訳ですが、昨年上旬、某葉っぱな会社はもう一つの生産ラインで製作した本格シミュレーションゲームを発売したのはいいのですが、いままで相手にしていなかった筈の某妊婦さんゲームばかり作っている会社が発売したフルアニメーション（バットエンドが超キツイ）のAVGに売り上げが負け、「そんなバカな！」的な衝撃を受け（たに違いないと思います）、先に家庭用で発売された「某ハートの続編」を逆移植する（しかも18禁）という荒業にでましたが、もともとそのゲーム自体も家庭用の方は「音楽が前作の使いまわし」、「システムも使いまわし」、「変な知識だけで数ページ分のテキストを使用」という原画家を除けば俗に言う安易な萌えゲームの代表みたいなゲームの移植という訳で、ミニゲームなども追加されましたが、「それは一番最初に出したときに付けろよ！」と叫びそうになりました…。

更に、その会社の最新作には「某超有名原画家のキャラデザのフルアニメーションの麻雀ゲーム」という『結局アニメーション（と原画）で対抗かよっ！一流メーカーなのにそれでいいのかっ！』と一人で叫びました…

そちらに対して某妊婦さんゲームを発売した会社の最新作は「前作のアナザー
ストーリーのフルアニメーションゲームのファンディスク」しかも「前作で攻略できなかった〇学生的な女の子をファンの声に応えて攻略可能にしました」というとてつもなく素晴らしいゲームを製作となりました。（爆）ここらへんは結局Fateのイリヤを攻略の意見を通さなかったTYPE-MOONにも見習って欲しいですね。（笑）
（↑ちなみに名前を伏せた上の会社は前のトピックスで何回かあげてます）とまあ、前フリの長い文章となりましたが、ここからが本日のオススメ商品の紹介です。

そのゲームはソフトハウスキャラの「巣作りドラゴン」

以前も何回かトピックスで上がりましたが、生産終了と同時に各ショップで値段が高騰したこの作品がやっと中野DEEPにも入ってきました！

ゲーム内容はというと、竜族の落ちこぼれの主人公ブラッド（イケメン）は婚約者になってしまった竜族最強の女リュミスに「さっさと巣を作れよ」と脅迫されしぶしぶ巣作りをすることになりました。（笑）

竜にとって、自分の巣を大きく立派にするということはステータスの象徴であり、結婚相手にも重要なこととなります。しかし、婚約者のリュミスはプライドが高く、戦闘力も以上に高いので、主人公は絶対に逆らえません。
竜族の女は男より数倍強く、絶対敵わないということになってなっています。
つまり、ナッパがベジータと結婚するようなものです。（実際はブルマと結婚しましたが）

そんな訳で、竜族最強で、しかもワガママという婚約者との結婚を嫌がった主人公は「巣を大きくするのを遅らせて結婚する時期を延ばそう」という手段にでましたが、待ちくたびれたリュミスに脅され（機嫌を損ねたら本当に殺されます）巣作りに励むようになりました。（爆）

そして、巣を大きくするにはお金を貯めることですが、その集め方というのが「町を襲って略奪」「人質を捕ってお金を要求」「巣に攻撃しにきた人間から更にお金をぶん取る」という凄くえげつない方法でお金を集めていきます。まあ、それが竜が生きる方法なので、細かいツッコミは無しとして、RPGの悪役の立場からゲームを進めていくという訳です。

ゲーム自体は繰り返しプレイ推奨なので、クリアする度に、引継ぎの特典があります。
まず、モンスターを雇って巣を警備させるのですが、そのモンスター一体ごとにLVが設定されており、LVが上がる度に巣を護る（敵を殲滅させる）確立がグンと上がります。モンスターの育てゲームとしても楽しめる訳です。そして、クリア特典でモンスターが数体を最初のプレイから引継ぎできるので、敵わなかった外敵にも立ち向かうことができるということです。

更に巣を増改築して、罠を設置したり、娯楽施設を建設したり、畑を作って収入に…など豊富なバリエーションが楽しめます。罠と突破されて、財産を奪われ尽くされると破産してゲームオーバーになるので、ちゃんと考えて罠を設置。更にモンスターを配置しないとすぐ巣を荒らされてゲームオーバーです。罠を破壊された場合も修理代金が請求されるので、そこも考えなくてはいけません。

また、ゲームの最終目的はリュミスと結婚することですが、攻略可能も他に数名用意されています。
獣人のユメ、（一番攻略が簡単です。）騎士のフェイ、（最初は敵として登場しますが、倒すと仲間にできます。仲間にせずにほって置くとLVが上がって最強の敵になります。）
王国の王女ルクル、（胸がデカイです）執事のクーとメイド部隊、（彼女達がいないと主人公は何もできません）魔術師ドゥエルナ（こちらも敵で登場し、捕獲しないと最強の敵になります。ちなみに捕獲すると主人公との意外な関係が明かされます）
といった風に攻略対象のヒロインもバリエーションに豊富です。
ちなみにリュミスはパッケージにいません…が、メインヒロインです。（笑）

最終的には彼女達の中から結婚相手を選ぶわけですが、それだけがゲームの本質ではありません。

とにかくお金を貯めたり、巣を大きくしたり、罠を設置できるだけ設置したり、モンスターと強くしたり…と多種多様なゲームを楽しめます。

内容を見てみると難しそうですが、実際プレイしてみるとスムーズに進められます。コツをつかむ度にいつのまにかゲームをクリアできている…という風になります。
発売当初はそのゲーム性の高さから、中毒性が高いと言われ、某ト○ネコのダンジョンみたいに中毒性が高く、つい繰り返しプレイしてしまい、寝不足になったプレイヤーも続出しました。（自分のその一人です。しかしちゃんと仕事していたので偉いです。←嘘）

安易な萌えゲームを製作し続ける商業メーカーに対して、ただひたすらにゲーム性の完成度を目指したソフトハウスキャラの姿勢には感動を受けました。
まあ、新作を作るのが精一杯で、昔の作品の廉価版やリメイク版を発売してくれないのが、惜しい所で、その為に昔のソフトがプレミアが付いてしまうという困った事情もありますが…
「巣作りドラゴン」は生産終了して値段が上がっていますが、今買い逃すと更に値段が上がってしまう場合もあるので、まだ未プレイの方は至急購入をオススメします。

今回入荷した品は残念ながら箱が少し傷んでいますが、その分安くお出しすることができるので、是非お買い上げください！

また、中野DEEP館では「巣作りドラゴン」以前のソフトハウスキャラのソフトも高価買取してますので、もし昔の作品をお持ちの方がいましたら、是非中野DEEP館までお越しください。

（担当工藤G）