しかし、なにか違う。今のこの異様な盛り上がり。それはズバリ視聴者層の変化なのではないでしょうか。 恐らく本来のターゲットであるお子様達は今も昔も変わらぬ目線で悪の怪人達を憎み、正義のヒーロー達を熱く応援していることでしょう。 ・・・オトナ達だ。コドモと一緒にヒーローを応援しているフリをしてお母さんが見ているのは実は駆け出しホストのような、高級洋菓子店のほろ苦い焼いたプリンではなくプッ○ンプリン位の程よい甘さがいいのよ的なお顔した変身前の男優サン(って書くとヤラシイ)だったり、お父さん、でなくとも男性陣は単純にヒロイン目当てのアイドルヲタだったり。 つまり、オトナでも“特撮外”の部分に楽しみが見出せるのが今の特撮。 なんたって、宇津井健(モッコリ〜!)にしろ藤岡弘、にしろ村上弘明や倉田てつをにしたって売れてから「実は昔ヒーローやってました」と言うところを今はヒーローやってる時点でキャーキャー言われちゃうんだもんなぁ。 さてさて今回ご紹介するのは、ヒーローが活躍するマンガは数々あれど、“もうひとつのヒーロー”、アトラクションヒーローが主役のマンガは恐らくコレだけ! 『ショッカーO野の熱血ヒーロー日記』 作/大野浩 画/小野敏洋 ヒーローショーに出演している裏方さん達の普段知ることの出来ない姿がここでは見られる実に貴重な1冊。 「遊園地で僕と握手!」してくれる着ぐるみサンから司会のお姉さんまで、ヒーローショーの全てが詰まっています。 89年発行なので出てくるのがマシンマン、シャリバン、仮面ライダースーパー1、ジライヤ(なぜかおじゃまんが山田くんも)とかで時代感たっぷり。でも全く気になりません。なんたって冒頭でも述べたとおりヒーローはいつの時代も変わらずですから(笑)! ちなみに僕は幼少の頃ヒーローショーで悪の戦闘員にステージまでラチられそうになったのを必死に泣いて拒んだことがあります。せっかくのオイシイ場面だったのに・・・。 なお、作画を担当しているのは「インカちゃん」「バーコードファイター」最近では「ネコの王」などでもお馴染み小野敏洋というのもなんだかお得感アリ。 マンガと併せて“後楽園ゆうえんち野外劇場公式ガイド”と謳われたムック本「スーパーヒーローショー大全集」もオススメです。興味を持たれた方は是非! 純正な特撮ファンの方も、ちょっと不埒なファンの方もまんだらけ宇都宮店はお待ちしております!
(担当 清水)
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