梶原一騎トップコレクターのみなさん!「拳鬼奔る」の登場です!! (作品データ) 原作・梶原一騎 作画・ふくしま政美/ケン月影 週刊サンケイ1977年 4/28〜'78年 3/23号連載(全45回) 知らない人の為に説明します。 「1609年、薩摩藩の琉球王国侵略で、妹を目の前で嬲り殺しにされた主人公は、少林拳使いの老人から特訓を受ける。そして妹の復讐を誓い“拳鬼”となる。 復讐の旅にでた“拳鬼”は宮本武蔵と出会い柳生一門、真田一族らとの抗争に巻き込まれていく・・・。」 これが主人公。少林拳の特訓中だ! 尚、劇中主人公の名前は明かされず“鬼”としか表現されていない。 以上が主なストーリーなのだが、なにが凄いって主人公の変わり身が凄い!当初、琉球王朝の成年として登場。その後“拳鬼”となり外道の限りを尽くしながら復讐のたびを続ける。と、ここまでは良くあるピカレスク・ロマンなのだが、中盤、宮本武蔵の登場から主人公は“小賢しい”だけの情けないキャラになってしまうのだ。武蔵と柳生の戦いの最中、失禁したり、命乞いしたり、ここまでのクールで非常の“拳鬼”はどこへやら。「大外道」武蔵の前では、ただの「小外道」でしかなかった、という情けない主人公なのです。 その武蔵ですが、 この作品に出てくる宮本武蔵は、他の梶原原作「斬殺者」同様小汚く、出世欲が強く“大外道”として描かれてて、吉川英次版「宮本武蔵」に馴染んでる人には「こんなの武蔵じゃない!」と思われるでしょう。でも実像はこの作品の様な人だと言われてます。が、それにしても「この顔はねーんじゃねーの」と思わず言ってしまいたくなる様な顔してます。(ラスト5話は作画がケン月影に交代。柳生一門と勝負してる時、急に武蔵がカッコよくなってるのでビックリ!) これが、ふくしま政美の宮本武蔵!ブサイクです。 こっちがケン月影の武蔵。まともです。シブイい! とにかく!ふくしま政美のエグイ画と、梶原にしては(!?)ムチャクチャな展開 とが相まった不思議な作品です!! 【おまけ】 チョット、爆笑シーンがあったので、ここで紹介。 少林拳の秘法として“男の弱点”睾丸を腹中へしまう特訓を始める。(男ならど んな現象かわかるよね・・・。女の子はお父さんに聞いてみてね。)その副産物 として“イチモツ”がでかくなってしまうのだが、そんなシーンでも「ホルモン 云々」と理論的に説明する“梶原調”がタマリマセン! 3倍になった“モノ”で仇の妻や娘を「犯し嬲り殺してくれる!」と誓う“鬼” であった・・・!! 税込\73,500- 週刊サンケイ別冊(全3冊) [状態] 2巻・裏表紙破れ有りますが折り返しのところでそれ程気になりません。 3巻・画像では判りませんが表紙の上に筆跡があります。 6月11日(土)・12日(日) よさこいソーランイベント『どさふぇす(仮)』情報はこちらから
(担当 足立・大井)
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