それでは二人目の転んでしまった救世主のお話です。
彼(彼女)はアメリカの西海岸の大学にいます。
たぶんカリフォルニアだと思いますが、そこはハッキリとは明かされません。
(正確には大学に属していると出てきますから学生ではなく、何か研究者のような形でいるのかも知れません)
一人目が中東という地域にいましたが、この二人目もやはり外国にいます。
本来は日本に立つべき救世主ですから二人共が海外というのは何か違和感があります。
しかしそれは道理でもありまして、そもそも「日本に立つ救世主」である者が転んでしまうわけですから、海外に排除されるというのはあるべき姿といえるかもしれません(いい方がちょっと違いましたね・「排除される」ではなく「地場が異なってしまったので自ずと外れてしまった」ということです・この辺りは色々複雑な事情があり、一概には解説できない部分になります)
例えば今は救世主に重きをおいて話していますが、そのサブとなる二人は常に控えとして5、6人は用意されています。
ただその控えが二人そろっても、救世主の覚醒いかんで正三角形の関係性になるか歪んだ形になるかはその時の状況によるのです。
救世主の運命が交錯して、日本で出会わなかったとき(中東の人ですが)サブのまたサブという控えが中東にいたということになりますが、しかしその関係性は正しく力が発揮できる関係ではなかったといえます。
「彼」と書きましたが、(いま風の言葉でいいますと)性同一障害といいますか、ほぼ女性といってもいいような感じで、身体は男性ですが、ほっそりとした女性のような…のっぺりとした中性的な雰囲気の強い人です。
大学にいると書きましたが、学生というよりは研究者という感じです。まだ若いので「博士」とは呼ばれていませんが、どうもそういう雰囲気の人のようです。
才能があり彼の元に二人の教授がピッタリとついています・
この二人が本来救世主をフォローすべき存在ですが、今は逆に彼について「生き血を吸う」といいますか、彼の才能を搾取する方向で動いています。
その二人の内一人は男性ですが、もう一人は女性です。
やはり救世主となる方向性を持った彼でしたから、天才的な才能を持っていたようで、そこに目をつけられてしまったのでしょう。
携わるジャンルは医学で…「セル」と出ますから、おそらく細胞関係で、再生医療といいますか何かそういう分野で才能を発揮しているようです(若返りとか癌関係に関わることのようです)。
そこでは企業や国家までもが血眼になって取り組むような「利権」が絡む研究ですから、二人の教授はそちらに与して彼を食い物にしようとしています。
この人は小さいときからすでにアメリカにいた人で、救世主をやるから日本に戻ってくる予定だったのかと調べますと、どうもそういう予定はなかったようです。
つまりややこしいのですが、救世主の一人だったことは間違いないのですが、元から「日本で」という枠からは外れていた人でした。
どういうことなのでしょうか。
日本の外で救世主をやるということだったのでしょうか。
色々検証しますと増々ややこしい人で、「日本の地で覚醒する」という要素が
全くないかなりイレギュラーな人でした。
血脈としては日本に現れて、日本で活躍すべき救世主の一人ではあるのですが、この人には陰始の血が半分入っているちょっと特殊な血脈でした。
それが発現してしまい、日本にはいられないという運命の元に最初からいるということのようです。
ただ日本の血脈ではあるということはいわれます。
この辺りの意味は通常人間界に明かすことではないのであまり明確には降りてこないのですが、おそらくこの宇宙のカルマとしての有り様なのだと思います。
つまり日本という極地に十柱の救世主という莫大なエネルギーを立てるということはかなりイレギュラーなことで、その歪(ゆが)みといいますか、歪(ひず)みは必ず出て来るもののようです。
分かりやすくいいますと、プラスのエネルギーだけで世界を構成することは出来ないから、そこには必ずマイナスのエネルギーが絡んでくるというようなことでしょうか(ちょっと単純過ぎますが)。
これでとりあえず救世主の道からは外れてしまった二人の運命を記しておきました。
次回からは本格的に
救世主とは何か
救世主は何をするのか
そもそも救世主とは何者なのか
そのあたりを探っていこうと思います
(ちなみに今回の転んでしまった救世主は地球原人でした・この人には「転んでしまった」という言い方はどうも違和感が感じられます・「在り様としてあった」という方がいい得ているようです)
いま私の部屋には特別な気道が開いていて、地球のいくつかの場所から特別な気が常時流れ込んできています。
一つは日本の中央山塊(昔私が修行した場所です)のある場所
一つはオーストラリアのある場所
一つはハワイのコナ
もう一つはちょっと変わっていまして、私の子供の頃の琵琶湖畔で、その頃はほぼ毎日(毎夜)のように(子供のくせに)湖岸を彷徨っていたのですが、その過去から時間を超えて流れ込んできています
これがあるので現状強い負荷がかかっていてもなんとか耐えられているのだと思います。
みわはどんなに苦しくてもワークのためにここに来ると「ふ〜っ」と一息つくようです。
私もほぼ毎日オタクたちの世話をしつつビルの中に籠り、周りはビルに囲まれて、飲み屋のエアコンの室外機からは焼き魚と何やら分からない壮絶な臭いが毎日吹き付けて来ていますが、それでも落ち着いていられるのはこの流れ込んできている気のおかげかも知れません。
少し前ですが、私の覚醒が最終段階に来るとき、その時は「白神」に行くようにいわれています。
実際に行くのかどうかはまだ分かりませんが、その段階になるとさらに厳しい負荷といいますか修行が待っているようで、そこまで私の段階が進んでいないと大変なことになるようです。
そしてその段階に入ると流れ込む気も「白神」の気になり、これまで流入して来ていたものは全てその気道が閉塞していきます。
おそらくその頃には私の人間としての色合いは薄れてしまい(薄れなければそういう段階には入れないのですが)、人間界と私を結ぶ縁も薄れていくのでしょう