宇宙全史

虚空蔵55

2017/12/11 No.377

これは右のNo3522に対する回答になっています

ここではまだ書いていませんが以前日本の歴史を(天皇を中心に)調べたことがありました。
つまり神武天皇からずっと系譜をたどって、どういう日本史になっているのかを探ってみたことがあります。
まず神武天皇という人物は存在していないというのがありましたが、そもそも古事記や日本書紀に記されてある天皇の系譜やその成り立ちが出鱈目といいますか、自分たち(当時の中央政府)の都合のいいように組み立てられていました。

なので聖徳太子の手前あたりで調べているのが何だかバカバカしくなり、今はそこで頓挫したままになっています。
それでも結構長い物語になっていますが、戦時中なら国賊として捕まってしまうほどのひどい内容の天皇家の物語となっています。

つまり現在皆さん方が敬い崇め奉っている天皇もそうですが、日本の神々も古事記や日本書紀が原点になっていますから、出鱈目といってしまえばそういうことになってしまいます。
しかし古事記にしろ日本書紀にしろ全く何もないところから書いているわけではなく、そこまでにあった伝承や伝説、ローカルな口伝などを収集して(都合のいいように)集大成したものですから、それなりの下地といいますか背景は存在していたといえます。

例えば天之御中主之大神はそれ以前から宇宙神としてありました。
天之御中主之大神が最初にこの日本に降ろされたのは弥生時代以前、さらに縄文よりも前のBC:6000年頃に確認されています。

場所は東北の北の方(青森まではいかないようです)の山岳地帯で、崖っぷちの洞にいる巫女により目撃されています。
日本という国は世界の中でも結構重用なポイントになる火山国なので、たまに偵察に宇宙神が降りてきます。
それでもそれ以前は確認できる人間がいなかったので、降りて来てはいたのですが目撃はされていません。
この時巫女はこの存在を初めて宇宙神(世界そのもの)と認識しています。
もちろんその頃日本はおろか世界中のどこであっても「宇宙(恒星があって星雲があってという)」という概念は存在しませんでしたが「天はこの世界を映すもの」という認識はあったのです(そこから占星術などが生まれています)。

当時の日本は縄文時代が始まる前ですが、すでにある程度の文字のようなものはありました。
よく猟師などが用いるこの枝や小石で方角や獲物の印を表す記号のようなものでしたが、一応文字らしきものはあったのです(もちろん複雑な文章を記すことは出来ませんでした)。
また土器とまではいかないまでも、もう少し原始的な木を彫ったような器や、石を削ったものもありました。

そこでこの巫女は天之御中主之大神を「天之御中主之大神」という言語化はしてませんが「森羅万象の神」と認識しています。
そしてそれを衆生には「大きな神」という非常に単純ですが「すべての神々の中で最も大きな神」と伝えています。
それが古事記あたりで大仰な名前の「天之御中主之大神」に定着しています。

なお月読之大神は天之御中主之大神が降りて来たときに大勢の神々を連れ立ってくるのですが、その中の一人として認識しています。
それ以降月読之大神の位置は大体そういう形になっていますが、実際は天之御中主之大神(宇宙)を超えた存在であることがここ(宇宙全史のワーク)では開示され始めています。

ですからあなたがこのような神々の形を知らなくても当たり前なのです。
アマテラスやスサノオに関しましてはまた長くなってしまいますのでいつかまた書くことにしますが、日本中の神社などで祭っている神々は実体としてそれなりにあるのですが、やはり「それなり」なのです。
「それなり」とは人々が拝む対象としてある限り、存在として形をとる有り様があるということです。
ややこしい言い方ですが「人が望むとそういう対象が生じてしまう」ということがあります。
ですから天之御中主之大神が祭ってある神社だから天之御中主之大神がいるのかというとそういうことではないのです。
そもそも宇宙神がそんなところにいるわけがないのです。

先ほど縄文以前にある巫女のもとに降りて来たといいましたが、この巫女は普通の巫女ではなく、ある意味「狂っている」巫女だったのです。
「狂っている」というのは「一般の価値観とは異なる価値観を持つ」ということで、だから岩山の洞に住んでいるのです。
私(遊撃手ですが)流にいいますと、「塵芥にまみれ薄汚れた神社などに宇宙神が降りるわけがない」ということがあります。
普通の神々はいます。
でもそれはあなた方に通じる普通の神々、あなた方が造り上げた常識の範囲の神々なのです。
だからたまにはあなた方の徳に応じてご褒美もくれるでしょうし、頼み事もお賽銭の多寡に応じてきいてくれるかもしれません。
しかし本当の神々は「気狂い」のところにしか降りてこないのです。
(この「気狂い」は精神病という意味ではなく、一般常識から外れた者という意味です)

しかしそれではあまりにも掴みどころがありませんから、宇宙全史では「あなたの良心に従って」というより所を教えています。
この「良心」に関しましては、非公開情報11で少し詳しく書いておいたはずです。

宇宙全史は難しいワークですが、あなたが最後に書いておられたその志が、あなたをしてここに導いて来ています

世界人類が平和でありますように

虚空蔵55

2017/12/9 No.376

下でご紹介した遊撃手の使いの映像はクローズされました。

アップして1日半でしたが、あれを見れた方は幸運でした。

アップした日(2日前)から夜になっても全く姿を現わさなくなったので、確認してみるとちょっと拗ねていました。
本来不特定多数に見せるものではないようで、あちこちの寺社にはありますが「秘仏」とされるような扱いが望ましかったようです。

つまり非公開情報扱いでやればよかったのですが(それもAグループの中の許可が出た方だけ)、限定公開とはいえ誰でも見られる状況はかなりまずかったようでした。

とにかく遊撃手の使いだけではなく、他の生霊や様々な存在たちも姿を見せなくなったのは異様な感じでした(生霊といいましてもすべて私に好意的といいますか、会いたがって来ているもので、悪しきものはあの空間には入れなくなっています)。
何しろ私がいる限り常に飛び回っていましたから、それが普通にあるものだと思っていたのです。

僅か1日半でしたが、幸運にもあれが見れた方は(その方の境涯にもよりますが)きっと何かいいことがありますよ。

お楽しみに

私はまだ覚醒していませんから、自分を遊撃手とは自覚してません。

しかしあの遊撃手の使いはどうも私を遊撃手と認識しているようです。
だからこそ「どうしてそんなことをするのか」と拗ねて見せたのでしょう。

中々難しいものです


虚空蔵55

2017/12/8 No.375

これは右のNo3520への回答となっています

@エネルギーが大きいからといって、必ずしも精神世界に興味を持つわけではないのでしょうか。ただ社会的には成功できるので、その欲望は満たすことができ、そのためそれでも満足できずその先に行きたいとなり、覚醒といった方向に興味をもつ流れが出来そうになるのではと思うのですが。

●質問の文章がよく分かりません。
何を質問したいのか明確にして下さい。
(おそらく「エネルギーの大きな者は、地上の欲望を満たしてしまい、それに飽きて覚醒への道を歩むのではないか」という質問ではないでしょうか。もしそうならそういう稀な場合もありますが、ほぼ皆無に近い状況です。一旦陰始の罠にはまった者はまずそこから抜けることなどないのです)



A生まれ持ったエネルギーの大小に関しては、過去生からの生き方、元々のその魂の在り方によって決まっており平等ではないのでしょうか。単純に考えますと、エゴが薄いからエネルギーが大きいとなりますが、ブラック高校生のような存在(エネルギーは大きいが、エゴがある)の矛盾が理解しがたいです。

●最初の質問は違いますが、やはり質問が明確でないため答えられません。

「エゴが薄いからエネルギーが大きい」ということはありません。
エゴを薄くすればエネルギーをためることが出来るというだけです。

ブラック高校生に関しての質問も、やはり質問意図がぼやけていますが、おそらく「大きなエゴがあるのに、なぜエネルギーも大きいのか」という疑問だと思います。

この疑問には「エゴとは何か」という理解が欠けています。
つまりあなたが思っているエゴとはおそらく「自分勝手」「人の事など何も考えていない」「やさしさのかけらもない存在」という感じでしょうか。
しかしたとえそういう存在であっても一般人より遥かにエゴが少ない存在という者はいるのです(これまでも散々書いて来ていますが)。

たぶんこの辺りを理解していないと「宇宙全史」第一巻を読んでも何も分からないままでしょう。
事実あの本のサタンの章などは理解できていなかったのかも知れません。
ほとんどの人類がそういう状況ですから仕方がないといえば仕方がないのですが。



B準備が出来れば、その人にメンターが現れるということを、以前書かれていたと思うのですが、準備とは、エネルギーを貯めることが出来ている状態と考えてよろしいでしょうか。エネルギーの大きさによって人との出会いも決まってくるのでしょうか。

ヒエラルキーに関しては、高校生レベルまでが求められとは、かなりハードルが高いと感じます。また自分が今どの段階にいるのかは皆さん気になるとは思うのですが、それは教えて頂けるのでしょうか?(自分では、小学生レベルの卒業近くまでは来れているのではと良いように評価してしまいます。これもエゴでしょうか)


●メンターとは師のことでしょうか。
それならその通りです。

ヒエラルキーといいますか、各人の段階は上の許可が降りれば教えることは出来ます。


現在、成功している人(ビジネスマンだけでなくアスリート、アーティスト等も)は、精神世界に全く興味がなくても、そもそも生まれ持ってきたエネルギーが大きいので成功しており、それ以外の、生まれ持ってきてエネルギーが小さい人達は、社会では成功できず平凡な人生で終わってしまうということでしょうか。
今、宇宙全史に関わってきている多くの人は、精神世界に興味はあるが、生まれ持ってきたエネルギーが小さい人達であり、精神世界にしろ、物資社会にしろ、成功するにはエネルギーを貯める以外の道はそもそもないということでしょうか。

●何度も読み返すうちに少し理解出来ました。

その通りですが「宇宙全史に興味を持っている人」というのはやはりある程度エネルギーがないと無理な事なので、エネルギー的には一般人よりはあるのですが、いかんせん無駄遣いをしてしまっています。

自己陶酔や自己憐憫に多大なエネルギーを費やし、なけなしのエネルギーで日常を何とかこなし、残りの僅かなものでここにしがみついているのが現状です(それでも一般人は「残りの僅かなもの」さえもないのが現状です)。

こうしたどん詰まりの状況を打開するには、やはり「エゴ」の本をよく読んで頂いて理解するのが一番の近道になります