同棲時代 幻の最終回。
上村一夫の代表作「同棲時代」は、漫画アクションに1972年3月2日から翌73年11月8日まで全80回連載し、映画化もされ、「同棲」という言葉がこの年の流行語になり社会現象にもなった作品。
そんな同棲ブームの中、連載終了から1年3ヶ月後の1975年2月8日号の別冊漫画アクションに「今日子と次郎 同棲時代番外編」が発表され、これが幻の最終回とよく言われていたものである。(「同棲時代」中央公論社の愛蔵版、ブッキング版に収録)
そして連載終了から約6年後に、この『「同棲時代」の今日子のその後ー次郎への手紙』は、上村の盟友ともいうべき岡崎英生によって書き下ろされた後日談的文章作品。
掲載紙は「素敵な女性」1979年創刊初夏号であり、青年漫画誌から女性雑誌への変化と6年の年月に当時の漫画ファンも存在をほとんど知ることがなかった本当に幻の最終回なのだ。 その内容は結婚を前にした今日子の住所も電話番号ももう判らない30歳になっているはずの次郎への届く宛てのない「手紙」である。
それに同棲時代の名シーンたちを配し、16ページの小冊子にした。
同棲時代が好きな人はもちろん、同棲時代を読んだことがない人にも送りたい傑作の「手紙」です。
むしろ「同棲時代は好きじゃない」という上村ファンに送りたい。
上村一夫の代表作「同棲時代」は、漫画アクションに1972年3月2日から翌73年11月8日まで全80回連載し、映画化もされ、「同棲」という言葉がこの年の流行語になり社会現象にもなった作品。
そんな同棲ブームの中、連載終了から1年3ヶ月後の1975年2月8日号の別冊漫画アクションに「今日子と次郎 同棲時代番外編」が発表され、これが幻の最終回とよく言われていたものである。(「同棲時代」中央公論社の愛蔵版、ブッキング版に収録)
そして連載終了から約6年後に、この『「同棲時代」の今日子のその後ー次郎への手紙』は、上村の盟友ともいうべき岡崎英生によって書き下ろされた後日談的文章作品。
掲載紙は「素敵な女性」1979年創刊初夏号であり、青年漫画誌から女性雑誌への変化と6年の年月に当時の漫画ファンも存在をほとんど知ることがなかった本当に幻の最終回なのだ。 その内容は結婚を前にした今日子の住所も電話番号ももう判らない30歳になっているはずの次郎への届く宛てのない「手紙」である。
それに同棲時代の名シーンたちを配し、16ページの小冊子にした。
同棲時代が好きな人はもちろん、同棲時代を読んだことがない人にも送りたい傑作の「手紙」です。
むしろ「同棲時代は好きじゃない」という上村ファンに送りたい。