小さい頃よく祖母の元へ預けられていた真幸。
大好きだった祖母が亡くなり、寂しさで目を腫らし葬儀に参加せずに部屋に籠っていた。
母親が自分を探し、迎えに来てくれた瞬間その青年の姿はなく、幼ながらに夢・幻を見たのかと思っていた。
あれから十年経ってもあの時の優しい記憶が忘れられずにいた。思えばそれが初恋だった。
大学進学を機に、祖母が住んでいた家で一人暮らしをする事になる。
初恋のあの人に出会った場所。
僅かな記憶を思い出しながら掃除をしていると何やら開かない木箱が。そのまま棚に戻し、
荷造りが済んであの人を想い眠りにつくと何度も見たあの夢…あの人と笑い合う夢を見た。
そして目が覚めると、そこにはあの青年の姿が。
昨日開けようとした木箱の正体が青年・琴藤だった。
彼の存在は神。どうりで昔のままのわけだ…
真幸がまた会いたいと想いう願いが伝わり、人間として姿を現した。
現代で当たり前に出来る事に日々驚きと感動を覚える琴藤。その姿が愛おしくてずっとこの状況が続けばいいと願っていた。
幸せな毎日も、琴藤が不意に放った「嗣泰」という名前の存在を知ってから不穏になって行ってしまう。
夢に見ていた幸せな一時。琴藤の隣に居たのは自分ではなく、先祖である嗣泰だった。
舞い上がっていた事に恥じらい、その日をきっかけに彼の過去を徐々に知っていき想いは強くなっていくばかり。
琴藤は真幸と嗣泰を重ねて見ているのか…
神様と一人の少年が時を経て導き出した答えは…
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