M78星雲の宇宙人からその命を託されたハヤタ隊員は、ベーターカプセルで宇宙人に変身した。
マッハ5のスピードで空を飛び、強力なエネルギーであらゆる敵を粉砕する不死身の男となった!
それゆけ! 我らのヒーロー!
円谷空想特撮シリーズ第2弾! 後の世に語り継がれる銀色の人! ウルトラマンだ!
全39話の中で最も印象に残った作品があります。
そう。第23話『故郷は地球』。あの『ジャミラ』が登場する回です。
元々は宇宙飛行士であり、正真正銘の地球人だったジャミラは、宇宙船の事故により水のない惑星に不時着し、救助を待つ間に惑星の環境に身体が適応し、水を不要として生きられる怪獣へと変化しました。
母国が国際批判を恐れて事故の事実を隠蔽し、救助を出さなかったことを恨み、修理・改造した宇宙船で地球へと帰還するのですが...
ここから先は皆様もご存知かと思われます。
倒されたジャミラは元上司と思われる人物が墓標を建てます。
このとき、イデ隊員の吐き捨てるような台詞が、いつまでも心に残るのです。
「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど」
このエピソード、脚本や物語のコンセプトとして後年の様々な作品に取り入れられています。
たくさんのクリエイターたちが胸を打たれた結果に違いありません。
後味を引く、考えさせられる内容もまた、ウルトラマンの醍醐味だと私は思うのです。
強く、かっこよく、人類のために戦うウルトラマン。
しかしウルトラマンの守る人類は、果たして本当に守るに値するのか。
今後のウルトラシリーズで幾度も繰り返し投げかけられる問いでありますが、初代ウルトラマンは不敵な笑みをうっすらと浮かべながら、こう言うのです。
「フッフッフッ…心配する事は無い」
本当に強い人間はね…戦うとき、微かに笑うと思うんですよ。
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(担当 大橋)
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