2014/8/13 12:00以降掲載
まんだらけ 中野店 3F 本店2

【8/15(金)】ullambana!!畑中純☆メガ盛りで!

ふと気付けばミッドサマー。生けるものも死せるものも柄杓で水浴びる、魂の潤いを大出しいたします。


(1)「玄海遊侠伝三郎丸」全15巻セット
(2)「まんだら屋の良太後期選集」全5巻セット
(3)「河童草紙」全2巻セット
(4)「オバケ」全4巻セット
(5)「版画まんだら」
(6)「増水警報」
(7)「吉兆」
(8)「別冊コミックボックス・畑中純」

上記のものをご用意しました。
この機会に(1)を手に入れるも良し(実は担当も未読です)、後期のみでの販売になるのですがマニアアイテム(2)の各巻表紙を眺めるもよし、(表紙の版画は選集発行時95年に描き下ろされたであろうものなので、三郎丸後期の絵で描かれた良太と月子達なのだなあ…なんて考えているとわくわくしますね(この頃畑中先生45歳。
まんだら屋を描き始めた20代から時は流れ、彼の少年時代も遠くになりにけり・だったのでしょうか。
良太も段々戯画化されていったように思います))(4)も、のちに発行された光文社SIGNAL版で読めるのですが(そっちはそっちで手に入りづらいという…)やはり刊行当時の姿で読みたいもの。
(3)とあわせて日本のどこかには、ひともオバケもけだものも関係なく、戯れ暮らすような田舎があるのかしらと夢想。
(5)(6)は版画家・畑中純を味わいつくせるラインナップ。
(5)は「まんだら屋」単行本等に使われた版画が多数収録。
(6)は版画絵本。彫線からにじみ出すのは掴めそうですりぬける情緒。鱗の一枚一枚彫り削られた鯉の画が素晴らしい。
そういえば「まんだら屋」最終回にもいちめんの鯉のぼりがはためく清々しい光景がありました。「オバケ」の鯉太郎しかり、彼のユートピアには鱗きらめく魚達が不可欠のようです。
(8)は版画のみならず水彩画ペン画、全作品解説(97年時点)対談など濃すぎる内容に、只々胸が一杯であります。


こちらの商品群はお盆真っ盛りな8/15(金)開店12時より、中野ブロードウェー3F本店IIショーケースにて販売致します。

(担当 山田朝)

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