関西赤本漫画界よりデビュ−した手塚治虫がその足場を東京に移し、月刊誌を舞台に精力的に作品を発表する。
その先鞭となるジャングル大帝。学童社「漫画少年」連載。
学童社から発行された単行本は学童社が破綻したために完結せず2巻で中断。
内容的には後の完全版的な復刻などに一歩譲るかもしれませんが、手塚の東京本格デビューともいえる作品の初出単行本、そして発行元は、当時の漫画少年たちに絶大な支持を得た「漫画少年」」の学童社、となれば、品物の価値としては、それはもう揺ぎ無い所でしょう。
1巻:昭和26年8月20日発行
※1巻:表紙底部少擦れキズ
2巻:背少キレ、表紙外周少キズ・イタミ
初版。総じて並+〜。状態良好目。
本来初版1巻には薄い、透明の保護膜が巻かれ。2巻には紙カバーが存在しますが、双方現存個体は非常に稀。ここが無くなるのは宿命的で。
それが残っていたらそれはもう盛り上がりますが、さりとて残っていないからといって決して盛り下がる処では決して無い処。
¥200,000+税
(担当 久保)
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