これは昔、担当が子供の時分に親族から貰った言葉で、こそこそせこいことをするなよ、と叱られたわけです。
ところがその後、この言葉は僕の中で裏スローガンとなっていったのです。
狭いところに閉じこもり暗闇にありえない程広いランドスケープを浮かべる空想主義者必携のアイテム、今回お出しするのは、植芝理一氏の同人誌、「隔月刊イヴニング2.1」です。 のちに「押し入れ主義」と植芝氏は述べるのですが、まさにその部分を凝集したような本で、氏が大学生の頃からのイラストやラフ画、休載時の掲載イラスト(おわびのペエヂ)、近況コメントまとめなどによって構成されています。ちなみに発行は1995年暮れで、時期的にはディスコミ冥界編完結の頃です。
それ以前に出した同人誌の再構成増強版のようです。
まず、ここでしか見られないイラストが沢山収録されています。ディスコミ初期~中期の絵柄で、これでもかと平面的・宗教っぽいオブジェクトが画面を埋めつくし、そこに男の子と女の子…といったニュアンスはファンならおわかりだと思います。ラフでない、力の入った「落書き」ばかりです。
まさに植芝氏らしさの煮凝りのようないいページなので、見て頂きたいです。
ほか、はっちゃけぎみの休載コメントや、サブカル~哲学にいたる『登場人物の考察』アイデアスケッチなど(松笛・戸川ー「少年の中の小女性」と「少女の中の少年性」なんてメモが引っ張ってあったり)、濃厚です。
こちらは1/6(月)より中野ブロードウェイ3F
本店II前ショーケースにて販売致します。事前のお取り置き・電話での通信販売は致しかねますので、ご了承ください。
(担当 山田)
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