諸星大二郎短編『闇綱祭り』掲載号です。
こちらは雑誌の発行がつい最近なので、まだ単行本には収録されていません。
また、諸星大二郎作品がビッグコミックに掲載されるのは実に40年ぶりとの事です。
内容は「創作民俗学ホラー」「異界との境界」「少年少女ジュブナイル」など氏の得意なモチーフが散りばめられた、いつも通りと言えばいつも通りの短編です。
内容について詳細に語ってしまうと未読の人に申し訳ないので割愛しますが、最近ふと「自分は何故諸星大二郎の漫画が好きなのだろう?」と考え直す機会がありました。上に挙げた様に民俗学っぽい要素や、サイバーパンク的終末観、独特な絵柄、奇抜な発想等いくらでも思いつくのですが、決定的にこの人でなければならない要素はどこだろう?と考えた結果、辿り着いたのが氏の描く「不安」でした。諸星大二郎作品に見られる、じっとりと、泥濘でまどろむような「不安」に一番魅力を感じていたのです。
「闇綱祭り」のキャラクターたちも、そんな氏の描く不安のあらわれのような、眉の下がった意志薄弱な表情ばかりしています。不安に彩られた「未知なるもの」を「こちら側」へ引き込んでしまい、バランスが崩れ…。
単行本収録よりひとあし先に、不安をどうぞ。
こちらは8/18(日)より中野ブロードウェイ3F 本店II 前ショーケースにて販売致します。
事前のお取り置き・電話での通信販売は致しかねますので、ご了承ください。
こちらは雑誌の発行がつい最近なので、まだ単行本には収録されていません。
また、諸星大二郎作品がビッグコミックに掲載されるのは実に40年ぶりとの事です。
内容は「創作民俗学ホラー」「異界との境界」「少年少女ジュブナイル」など氏の得意なモチーフが散りばめられた、いつも通りと言えばいつも通りの短編です。
内容について詳細に語ってしまうと未読の人に申し訳ないので割愛しますが、最近ふと「自分は何故諸星大二郎の漫画が好きなのだろう?」と考え直す機会がありました。上に挙げた様に民俗学っぽい要素や、サイバーパンク的終末観、独特な絵柄、奇抜な発想等いくらでも思いつくのですが、決定的にこの人でなければならない要素はどこだろう?と考えた結果、辿り着いたのが氏の描く「不安」でした。諸星大二郎作品に見られる、じっとりと、泥濘でまどろむような「不安」に一番魅力を感じていたのです。
「闇綱祭り」のキャラクターたちも、そんな氏の描く不安のあらわれのような、眉の下がった意志薄弱な表情ばかりしています。不安に彩られた「未知なるもの」を「こちら側」へ引き込んでしまい、バランスが崩れ…。
単行本収録よりひとあし先に、不安をどうぞ。
こちらは8/18(日)より中野ブロードウェイ3F 本店II 前ショーケースにて販売致します。
事前のお取り置き・電話での通信販売は致しかねますので、ご了承ください。
(担当 山田)
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