1950年から60年代にかけての作家ですが、そこで「活躍した」とは言い難いキャリアの持ち主。元々、時代ものなどを多く手掛けていましたが、それらが成功すること無く、漫画家人生の晩年に描いたシュールな作風の怪奇漫画も、当時はヒットすること無く…。
廃業した後に、その独特なシュールさから『人間時計』は二度復刻していますが、本人にとって、廃業したあとでの評価は最早嫌悪感すら覚えるものだったらしく、その様子が太田出版版『人間時計』『ひるぜんの曲』などに伺い知れます。
そうした人物形成が如何によって為されたか、が記されているのが『孤客』。
人生の途上で、大小を問わず、孤独の痛みを感じたことのある人に、是非とも読んで欲しい二冊の本です。
『人間時計』は帯がありますが、カバーイタミ強め。月報欠品。
『孤客』は帯欠で、状態美品です。
どちらも8/13(火)より中野ブロードウェイ3F 本店 II 前ショケースにて販売致します。事前のお取り置き・電話での通信販売は致しかねますので、ご了承下さい。
(担当 石田)
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