言わずと知れた京極夏彦作品のコミカライズで、妖怪専門誌である「怪」の姉妹誌「コミック怪」の看板役者。
レーベルが角川書店のため本店IIの棚ではケロロやエヴァやハルヒに混じって並んでいる中(カオス)、気付いたら売れている「怪」シリーズといえばやっぱりこの作品です。
今回お出しするのは、その雑誌とコミックスの連動企画で貰えた応募者全員サービスの2点。
『蒐集者の画集』……志水アキによる「コミック怪」の表紙や口絵、描き下ろしも含むフルカラーイラスト集。
『匣の中の娘』……『魍魎の匣』に登場する小説家、久保竣公の作中小説を志水アキが漫画化した小冊子。冊子には著者・久保竣公、出版社・稀譚舎と作中通りの仕様です。
せっかくなので画集の方、中身をチラ見せしちゃいますね。
なぜ怪奇とイケメンはこんなにも相性がよくて心地良いのか……麦茶と鳩サブレくらい謎ですわ…。
『匣の中の娘』はですね、画像載せません!これはもう実際目にするべきです。夏目漱石の「夢十夜」にも似た、うすい壁一枚隔てて背中にへばりつくような気持ちわるさと、どこか客観的な淡白さが同居する空気感が絶妙であぁもう以下略。
キーワード検索でこのページに飛んできた人には正直ここまで説明する必要なかったですけど、とにかくこの2点、GW後半戦の魑魅魍魎跋扈するラインナップにさらっとエントリーします。
後から知って涙をのんだ人、やんごとなき事情で手放しちゃった人、この機会に嫁にもらっておいて損はないですよ?夏ごろに発売されるであろう新シリーズ『姑獲鳥の夏』1巻でまた騒ぎになる前に……。
こちらの商品は5月4日(土)より、本店IIショーケースにてお出しします。
心中お察し致しますが事前のお取り置き等はできません…ご了承ください。
(担当 白石)
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