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ポピーキングザウルスシリーズ

「ウルトラマンレオ」が放送終了してから数年、「ウルトラシリーズ」の再放送が高い人気を博し、「第3次怪獣ブーム」が沸き起こります。

早朝の再放送枠はTVの前で釘付けになる子供たちにより驚異の高視聴率を獲得、また、新作のウルトラマンが放映されていないに関わらず、児童誌・少年雑誌は特集・付録などで歴代のウルトラマン・怪獣をページ数を割いて紹介・展開しました。

この時期、第2期ウルトラシリーズの怪獣ソフビを展開してきた「ブルマァク」は倒産しており、人気玩具「超合金」で高い成績をあげていた「ポピー」が怪獣ファンに向けて繰り出した新しい怪獣ソフビジャンル、それが「キングザウルスシリーズ」です。

この「キングザウルスシリーズ」はリアルさと玩具的デフォルメの絶妙なバランスが魅力。
「マルサン」「ブルマァク」が展開した怪獣ソフビを意識しながらも、本編のヒーロー・怪獣の迫力を忠実に再現。”新しい怪獣ソフビ人形”のジャンルの形成に思考錯誤したポピーの功績は極めて大きいものとなっています。その種類も「ウルトラマン」「ゴジラ」などのシリーズに海外版・懸賞品を含め100種類に及ぶ膨大なものになっています（しかもこの展開期間はわずか「3年」ほどです）。
「怪獣百科」などに夢中になった子供たちの心を揺さぶる「怪獣足型シール」も大きな話題となり、「キングザウルスシリーズ」のテレビCMではウルトラマンと名怪獣の対決が観れることなどから、そのインパクトは強大なものでした。

この「キングザウルスシリーズ」の技術・規格をバンダイが継承、「ウルトラ怪獣シリーズ」「東宝怪獣シリーズ」が生まれ、現在の怪獣ソフビ現行アイテムが確立されています。
驚くほどにバリエーションも多くコレクション性も十分、また後期には「ザ・ウルトラマン」「ウルトラマン80」の怪獣も少数ながら展開されています。

「怪獣ソフビ人形の転換期」の生き証人たちの姿をご堪能ください。

第8弾は、ウルトラマンA編をご紹介します。

ポピーキングザウルス【ウルトラマンA編】

「A」の敵「超獣」も「キングザウルス」でその異形を再現。うれしいのはやはり「ベロクロン」
「ヒッポリト星人」のリリース。
「ウルトラ兄弟」とのバトルを展開したキャラクターが優遇されているようです。
「バキシム」「ガラン」などブルマァクが当時リリースした「超獣」も比較するとなかなか趣き深いものがあります。
「ヤプール」「ジャンボキング」などのリリースは見送られましたが、この無念が平成の「ウルトラシリーズ」の限定・大型アイテム誕生につながっていっています。

またベロクロン、ドラゴリーやキングザウルスの店頭販促用の120cmサイズなど強化買取中です。
お気軽にお問い合わせくださいませまっせ～。

特集第8弾～ポピーキングザウルス【バンダイ怪獣シリーズの源流】～は、福岡店1F入って直ぐの特集ショーケースで展開しています。
ぜひ、店頭でポピーキングザウルスの世界観をお楽しみくださいませませ。

(担当スガ)