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今回のソフビISMは特集第7弾として、～ウルトラマンレオ怪獣ソフビの源流～を特集します!!!!

ウルトラマンレオ怪獣ソフビ

子供たちから爆発的人気を獲得した「ウルトラマンタロウ」の放送終了後、「ウルトラマンレオ」の放送が開始されました。
「レオ」は前作の「タロウ」の「ウルトラ一族の客演（兄弟・ファミリー性）」「楽しく温かみのある物語」を一新、「生きることの厳しさ」「悲しみ・困難の克服」という重いテーマをかかげ製作されました。
「ウルトラ一族と繋がりを持たないレオ」「強力な怪獣・宇宙人に敗退する主人公」「怪獣・宇宙人の破壊・殺戮行為で出る犠牲者」「自らを鍛えぬくことによる脅威・困難の打破」などの演出は、メイン視聴層の子供たちに精神的成長・現実の直視を訴える意欲的展開でしたが、華々しく親しみの持てる「タロウ」の直後のハード路線への転向は、当時大きな人気の下落を招き、これまでの「ウルトラシリーズ」最低の視聴率、商業面の低迷、オイルショックなどによる製作状況の悪化などの影響・事情から4年間続いた「第2期ウルトラシリーズ」を終了させることになってしまいます。

しかし、路線変更を行いながらも作品のテーマを貫いた脚本、苦しい製作状況でも「円盤生物」の操演などチャレンジを繰り返した特撮、そして「観ている子供たちのため」の番組制作は、後に成長したファンを中心に評価され、「ウルトラマンレオ」はシリーズ異色作ながらも名作として「ウルトラシリーズ史」に燦然と輝き続けています。

前述のとおり、「レオ」の商業成績は決して芳しいものではありませんでした。
玩具メーカー「ブルマァク」からは「タロウ」では発売されなかったスタンダードサイズの怪獣ソフビが再び展開されたものの、その種類は作品最初期の怪獣に限られ、また商業事情からか生産数もきわめて少なく、当時より希少性の高いアイテムとなっていました。

しかし、そのわずかな怪獣ソフビ群のいずれもが驚異的完成度のものばかり。
「ブルマァク」が展開した「ウルトラ怪獣ソフビ」は「レオ」が最後となりますが、シリーズの白眉ともいうべき至高のアイテムにもなっています。

「第2期ウルトラシリーズの終焉」と「ブルマァク造形の絶頂」という2つのノスタルジーをその手にすることができます。

明日からソフビISM　特集第7弾～ウルトラマンレオ怪獣ソフビの源流～が始まります。

ケンドロス、カーリー星人、ギロ星獣など最強造形のオンパレード!!!

特集第7弾～ウルトラマンレオ怪獣ソフビの源流～は、福岡店1F入って直ぐの特集ショーケースで展開しています。

ソフビ愛好家の皆様に。。。またこれから買ってみようかな。。。
と思ってるあなたにお届けするソフビ特急便。
ソフビ好きなあなたの視覚を毎日ハイジャックしていきますのでお楽しみに。。。

そして次回のソフビIZM　特集第8弾は・・・
～ポピー　キングザウルス　【バンダイ怪獣シリーズ】の源流～の予定です。
乞うご期待くださいませませ。

(担当スガ)