山口正人先生といえば、日本文芸社から出ている「修羅がゆく」が代表作の劇画家。
「任侠沈没」はその先生の作品の中でもかなりのパワーとオーラを持った驚愕の作品と言えるでしょう。
まずタイトルからして「任侠沈没」ですからね。無論「日本沈没」のパロディなわけですが、内容も大災害で滅んだ日本を舞台に極道どもがインチキ大暴れと期待を裏切らない仕上がり。
衝撃の一話で隕石を刀でぶった斬ったり、大津波を身に纏ったり、生身の人間が戦闘機を叩き落したりと世界の終末にかこつけてやりたい放題し放題です。
極道漫画なのに最初から強さがインフレしているという希有な例とも言えるでしょう。
まぁ、無政府状態なのですから、インフレなんて当たり前かもしれませんが。
山口先生は、絵もストーリーも伝統の香りを残しつつ、今の人達に最大限楽しんでもらえるような
新しい漫画を目指していたのではないでしょうか。だからこそ、この漫画の帯には新時代超劇画と、あえて劇画と
いう言葉を使ったのでしょう。そんな熱い劇画ソウルが作品にも宿っており、非常に面白く、そして熱い作品なっており
ます。
そんな、熱い熱いソウルを持った「任侠沈没」、別冊漫画ゴラクという掲載誌もあってなかなか単行本3巻全て手に入れるのは簡単ではなかったのですが、今回は全三巻セットでご用意しました。
また、今回はおまけとして漫画サンデーで連載していた「若頭・残波」もご用意しました。
こちらも極道が、新しい職業を模索して奮戦する極道職コメディ。残念ながら一巻で続刊がでていないタイトルになってしまいますが、その分お値段はお安くさせていただきました(実際の連載ではキチンと完結してたんですけどねぇ・・・しかも結構面白かったのに・・・)
というわけで、そんな山口正人作品をあなたの棚に加えてみてはいかがでしょうか?まんだらけ中野店本店 II の
ショーケースにて販売しております。
(担当 黒田)
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