学内派閥の対立を性倒錯のかぎりを尽くしたバトルで描き、肩の力を抜いたままうっかりデビルマンの向こう側に辿りついてしまった『イヤハヤ南友』です。
物語の臨界点の一つのパターンを産み出したオリジネーターが、もう一つ向こう側へ突き抜けるのにシリアスアプローチじゃなかったってのが良いです。
この作品一番の問題点はタイトルだけ見ても何の漫画かわからないこと!!これが現在の評価に影響してると思います。
80年代でもサンワイドくらいしか出てませんし、1995年扶桑社の文庫全4も絶版と不遇な作品です。
PC番はレーベル最終ナンバーも含むのでそこそこのレアタイトル。
永井豪作品の作品解説で時折見かける、黒の騎士がターミネーターの何年先を行く設定だったとか、バイオレンスジャックをマッドマックスの世界観を何年先に作り上げていたって説明は、正直萎えます。
「激マン!」内での自身の作品解説が、そうでない事を祈ります。
(担当 國澤)
ご注意点
掲載の情報が販売情報の場合
- 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
- 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
- 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
- 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。