若桜木虔ってご存知ですか。
秋元文庫では一二を誇る作品数の氏の作品は、眉村、光瀬などとはまた違った国産ジュヴナイルSFの在るべき姿!!だと思うのですが、なぜか他社から復刻されておらず、読もうとしても絶版のため入手が難しいのが現状。。 SFの紹介本でもあまり触れられることなく、個人的には好きな作家なのですが。。
氏の秋元文庫の作品はジャンルで大きくわけると、SF、推理、それ以外でわけられるのですが、作品点数が多いのが、SFのシリーズ。それは「SF学園シリーズ」「超能力者 (エスパー) シリーズ」「サイボーグシリーズ」の三つから成り、それぞれ甲乙つけがたい作品ばかり。
今回はそのうちの一つ、「超能力者 (エスパー) シリーズ」がまとめて入荷してきたので、ご紹介。
1巻あらすじ)
田久保博之は、高校二年になった最初の授業の日、教室に入って驚いた。
学校一の美女で、しかも自分と首席を分け合っている水戸由里が、自分の隣の席に座っていたからだ。
二年生のクラス編成は、一年の時の成績をもとにして、各クラスが平均する様に振り分けられる。とすると、共に首席を争う博之と由里が、同じクラスになることは有り得ない。 (おかしい!こいつは何かありそうだぞ!?) と博之は考えた。
その由里には、不思議な噂があった。クラスの者が、由里をカメラで撮って現像してみても、彼女の姿が写っていないというのだ。 そして、博之が由里の写真を撮ることに挑戦するのだが・・・
2巻あらすじ)
その日、地元の高校の探検部 (!) の部長・神野純孝、副部長の大川裕子たち八名は、伊豆の万三郎岳に登った。
頂上付近でキャンプをはったその夜、部員八人は、鮮やかなオレンジ色に輝く円盤型UFOが五機、飛行しているのを目撃した。 翌日、町に降りた純孝たちが、高校の仲間に、昨夜のUFOのことを聞いたが、だれもそんなものは見なかったと言う。
そして、その夜から純孝と裕子にとって、思いもしなかった不思議な事件が次々と起こってくる。 果たして、だれが何の目的でやっているのか・・・・・。
上記のあらすじを見てもお分かりの通り、一冊一冊自体が独立したお話となっています。
ですが、後半の巻でそのバラバラのお話が絡み合って、、、。
SFはじめて方にも読みやすく、世界観も入りやすいです。
本当にオススメ。
セット価格は、税込で4725円となります。
状態は全て並となります。
(担当 三次)
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