まんだらけコンプレックス 3F 冬のイベント大連発 12月05日「アメコミ」オールドからモダンへ受け継がれたヒロイズム！「ウォッチメン」メディアワークス版

翻訳版が初上陸してから10年の時を経て奇跡の復刊を果たした『ウォッチメン』。
アメコミコンテンツが映画産業にシフトしてしまってから久しい中、国内でのコミック産業としてのポテンシャルをまざまざと見せつけてくれた本年のMVPタイトル。
ハードカバー完全版が向こうで発刊したのが5年程前、当時『アラン・ムーア』をカイルのような陰質インディー系作品の作家としか認識していなかった自分は、某アメトイショップで積まれていた一冊を何気なく手をとり……ものの見事にツボったものです（笑）。
その当時から実写化は囁かれていたのですから、『永かった…』としか言いようがありません。
既存のキャラを排除し、リアルな世界観(社会的背景)をベースに構築したスーパーヒーロー像、特に『クライムバスターズ』と『ミニッツメン』の2世代間における観点の差異なんかを綿密にシュミレーションした文才はまぎれもなく本物でしょう！

今回ご用意したのは翻訳版ウォッチメン・メディアワークス版。
小プロの新装版では、第3者による介入をムーアが拒んだため収録されなかった、現実社会の歴史と作品内時間経過を照らし合わせた年表解説やキャラクターモチーフ解説などが排除されてしまったため、メディアワークス版でしか踏み込めない情報量が醍醐味です。

逆に、キャラクターラフや詳細設定をムーア本人によるスケッチとともに詳細に解説しているの小プロ版新装版もご用意あります。

・こちらの商品は12月05日の販売開始になります。
・取り置き、通販は12月11日以降からとさせて頂きますので御了承ください。
・こちらで紹介したタイトル以外のアメコミ(翻訳版)の一部は通信販売WEBサイトからもご購入いただけます。

(担当酒井)