ベン・ヘクト:著
¥5250
平凡社より昭和6年に発行されたもの。
世界猟奇全集の第八巻目に収められている本書のシリーズは、江戸川乱歩の名があることでも有名(担当もその一人でした。。)
ちなみに本書は近藤經一訳。
作者のベン・ヘクトは映画脚本家として、そちらの方面からご存知の方も多いかと思いますが、作品数自体は少ないですが怪奇幻想文学の方面でもご存知の方も少なくはないかと。
ドクトルマブゼやサイコのような狂気を孕んだ作品ですが、ディックの作品を読んで感じ取れるような、ある種の概念的な空間や時間を逸脱した感覚を植えつけさせてくれることかと。
今回入荷して一番驚いたのは、本書を開いて状態を確認していると、途中からどことなくですが、ページを形成している文の形がおかしいのです。
詳しく言えば、科白の部分が前半は多めなのに対し、後半は少なめ。
別に気にしなくても、どうってことないんでしょうけど、このシリーズの乱歩のこの叢書の乱歩の話を前にとある書籍で見ていたため、気になって調べて見ると、途中から別の作者の話がはじまっています。
その収録作とはダニイ・エイハーンの「殺人を犯すには」僕は初見のの方だったのですが、この作者の他の作品出ているのでしょうか。
気になります。
それともどなたかの変名?
あと途中途中にある女性のグラビアページはどういった意図だったんでしょうか。
猟奇?
(担当 三次)
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