まんだらけ中野店 4F 大予言女が真に求めるものは何か

アメリカの女性分析家が、中世の騎士物語を導きのモデルとして用い、ユングの理論を応用して、そこに描かれる典型的な役割である鬼婆、英雄、乱暴者というコンプレックスの行動化、同一化として、現代の夫婦関係を捉え直す。

それに加え、サリヴァンの対人関係論、対象関係論、心理劇の技法などをも組み合せて、危機にある夫婦に対する柔軟で効果的なカウンセリングの進め方を具体的に解説する。
またフェミニズムの立場からユング心理学との関係を本格的に検討した初めての本でもあるようです。

カウンセリングなどで、心理学の専門的な説明する場合に、それを少しでも相手に理解しやすくする為に一般的に何かの物語に例えて表現するといった方法をよく用います。

今回の場合は中世の騎士物語を導きのモデルにしていますが、たとえばその導きモデルはケースにより異なる場合も・・・私が以前読んだ本ではピノキオでした。

ザッとかなりうろ覚えで書くと、ピノキオはカンセリングされる本人であり、ピノキオはウソをつくと鼻が伸び、ピノキオを騙し悪い道に導く者もいます。でもピノキオの横には行動を正そうとするコオロギがいます（※そのコオロギがちょっとしたキーになっています）
最後にはおじいさんと鯨の腹の中に閉じ込めらますが、知恵と勇気で脱出し、最後には人間になれる。

何を言いたいのか分からないという人は、こちらの本も参考になるので読んで見てください。

その他に『ロードオブザリング』それこそ『ドラえもん』も心理学的視点で分析する人も多くいます。

本書は夫婦にかかわらず、同棲中の方、恋愛中の方におすすめします。

夫婦カウンセリング／\1,050

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(担当川越)