かつて、かのルナティック・アストロノーマー、ヨハネス・ケプラーは月世界旅行譚、ソムニウム(夢)を書き上げた。
母の霊媒力によって導かれたレヴァニア=月世界は、中世の人間人形の夢を映し出す鏡であった。
それは、現実と幻想のエイジェントたる半世界に他ならない。
我々が、この小冊子(メディア)をソムニウムと名付けたのも、自身が置かれている半自然環境の中で[どこに夢が棲みついているのか]をこそ問題にしたいからである。 (2号巻頭より)
関西発の幻想文学研究誌ソムニウムが入荷しています。
1979年に創刊され81年の4号で終刊と時空の挟間に出現した、まさに彗星のような雑誌。
執筆人は荒俣宏、山尾悠子、法水金太郎、などなど。
動物学者の日高敏隆なども参加してたり、関西圏の大学教授、幻想文学研究者などの有志も集結。
デザインは羽良多平吉が担当。現在様々なメディアで活動している後藤繁雄氏も編集人として参加しています。
工作舎、JAM、HEAVENなど、この周辺の言語感覚が好きな方におすすめです。
2号 特集「J.L.ボルヘス」¥6300
3号 特集「P.シェーアバルト」少イタミ¥4200
4号特集「シノワズリ」¥6300
(担当 久保田)
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