まんだらけコンプレックス 6F GW情報 6Fスタッフいつも独りで語るファミコンソフト「キャプテンED」編

今回はファミコン史上最もフューチャーなシューティング「キャプテンED」をご紹介します。

まず、つっこみどころ満載のゲームですが、目に付くのは、「トンカチ」

「トンカチ!?近接武器で中長距離攻撃より強いのかな!?」絶対みんな考えると思います。

武器じゃないし。

「ええぇ!?」

ごもっとも。その驚きごもっとも。
シューティングなんで敵は弾で倒します。メイン武器はあるんです。
この縦シューはステージが前面、マス目状のパネルになっていて、トンカチでひたすらめくるんです。

しかも、ボーナスアイテム、無敵アイテム、ワープゾーンはパネルで出現します。強制スクロールだからもう必死！ひたすらトンカチ！

これはク○ゲ臭してきましたかね。

でも大丈夫なんです。ファンタジーゾーンのようにショップでオプションを買う仕組みになっているのでそのお金は敵から手に入れます。
ほどほどには敵を倒します。また敵はゼビウスさながらの動きで迫り、音楽も戦闘を盛り上げるべくテンポのいい仕上がり。

そしてしばらく進むとガソリンスタンド。え!?ガソリンスタンド!?
思わず二度見。通り過ぎてから気付く的な。

自機のエネルギーはパネル上を通過するだけで徐々に消耗するので、途中にちょくちょくガソリンスタンドを利用します。
信号機的なものもあります。でも強制スクロール。

「…」

まだいけますよね？こんなもんじゃないよ。このゲーム。だってボスはギタリストだし。

「ギタリスト!?」

そう。ちなみに攻撃はパロディウスの踊ってる姉ちゃんみたいな、体当たりみたいなの。
そして、ワープゾーンに入ると面ワープの他にボーナスステージへも。さあ高得点を獲得すべく腕をまくって構えたミニゲームが「ドラム対決。」

「音楽をフューチャーしてんのかな？」

いや、バカにしてるでしょ。完全に。だってギタリストおにぎり弱点だし…
もう、シューティングの会話じゃないよね。これ。

ストーリーはまじめで。とらわれのヒロインを助けに行く話。

正義感と勇気のあるこはとにかくやってみよう。まだまだ語りつくせないから、この感動は。

(担当ヤマダ)

コンプレックスGW(4/29～5/6)情報