まんだらけ中野店 4F 記憶コヨーテのロバート・フランク特集にキュンと来た人向け

「ロバートはだしぬけに車を停め、ポツンと突っ立った柱の写真を撮り、そのてっぺんを見上げれば銀色の電球が何個もくっついていて、背後のわびしいアメリカの風景は、じつに言語に絶する名状しがたさで、これにはマルセル・プルーストでさえ怖じ気づいたにちがいない」ケルアック

「お父様お母様、私はこの一週間で多くのことを経験しました。まるで映画の中にいるように感じます。
ここの生活はヨーロッパと全く違います。
いまこの時だけが大切で、自分が明日何をしているか誰も気にしていないように思われます」

「The Americans」刊行50周年を迎えアメリカで展覧会が開催中のロバート・フランク。
現代写真に詳しくない方にも「メイン・ストリートのならず者」のジャケ写でおなじみです。
コヨーテの特集号を読んで改めて「ヴァージョン違い揃えたい！」と物欲を掻き乱された方もおおいのでは今回入荷したのは58年に出版されたパリのRobert Delpire社からのヴァージョンからテキスト部分をケルアックの序文以外取り除いてアメリカで発売されたNY・GROSSMAN社版の69年の再版です。

「The Americans」￥15750（カバ欠）

こちらはロバート・フランクの全336Pの充実の目録
「MOVING OUT」￥5775

(担当にのみや)