パレスチナとイスラエルのニュースがここのところ続いてをりました。
テレビを見ていて中近東はアジアのはずなのにどうしてイスラエル人といふのは欧米系の顔立ちなんだらう、といふ素朴な疑問を抱いたことはないでせうか。
一応、現在のイスラエル国の中心を占めるユダヤ人はドイツや東欧からの「アシュケナジーユダヤ」といふことで東ヨーロッパで混血したからだといふことになってをります(対するアジア系の顔立ちユダヤ人を「スファラディユダヤ」といふ)。
しかし、さうではなくて1000年以上前に突然国を挙げてユダヤ教に改宗したカスピ海沿岸の謎多き国「ハザール(カザール)王国」の末裔が彼等なんだ、といふ説があります。
それを詳らかにしたのが本書です。
所謂ユダヤ陰謀論の類ひとは違って、中央アジアの歴史研究書といふ体裁ですが非常に興味深い内容です。
ちなみに副題の「第十三支族」といふのはユダヤ人は聖書では12支族ゐたといふことになってをりますから(現在判明してゐるのはそのうち2支族のみ、残りの10支族は行方不明)聖書以外の別の部族といふ意味です。
訳者はユダヤ陰謀論では太田龍氏と並ぶ宇野正美氏ですが、翻訳文なので陰謀的バイアスはあまり気にする必要はないでせう。
まんだらけ大予言ではその他にもユダヤ・キリスト教関係、カバラ関係書籍などを多数取り扱ってをります。
(担当 山口ケン)
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