「むか〜しむかし、あるところに・・・」の出だしと言えば、御伽噺やグリム童話などだれもが慣れ親しんだお話がいくつも浮かんでくるかと思いますが、さて、そんなお話の中の人や動物たちが一同に会すればどうなるか。こうなります。 沖田雅著「オオカミさんと七人の仲間たち」に始まる通称「オオカミさん」シリーズです。 古今東西、東洋・西洋、人物だろうが動物だろうが果物?だろうが現代の学園を舞台に大集合。といってもちゃんと人物ですけどね。 例えば主人公は森野(森の)亮士(猟士)だったり、ヒロインは大神(狼)涼子だったりとそれぞれ特徴をとらえた名前(まんまですけどね)や性格などを 現代風にアレンジして登場してきます。 たまにアレンジしすぎて元ネタがなんだったのか分からない時もありますがそこはご愛嬌ということでひとつ。 笑い・人情なんでもありの御伽風現代学園コメディ。 小難しいお話なんてなにもなしのラノベらしいラノベをぜひお楽しみください。 さて最後に問いを一つ。 作中に「灰原かかり」と言う女の子が登場しますが、さて元ネタはなんの御伽話でしょうか? 答えを是非、原作を手にとって確認してください。
(担当 森田)
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