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![]() ![]() 街中で見かける観光バスなどは概ね11mほどで法規で制限されている12mギリギリの寸法ですがこのメガライナーは乗車定員を確保するべく約15mの全長を誇ります。従って本来ならば公道を走る事は出来ない車両ですが特例措置を受けて様々な制約を受けながらも現在も運行しています。 1992年にネオプラン社製の2階建てバスとして発表され2000年に試験的に日本に輸入されたものの前記の通り前例がない特別扱いの車両なので許可を取るまでの手続きに期間を有してしまい2002年の末にようやくつくば号として運行が開始されました。 日本には4台の車両が許可されています。所有会社が何度か変り現在はJR関東とJR西日本が所有運行していますがそのうちの1台が今年火災により焼失してしまい現在残りの車両が活躍しています。 今回ご紹介のJRバス関東では1台の所有で東京駅つくば間を定期便の中に組み込まれて運行しています。他の車両に混じって運行しており車両や席の予約は出来ない為に運良くつくば間で乗車する事が出来たらラッキーと思って良いでしょう。 増車の案内も見られますが既にメーカーでは製造中止となっており仮に導入出来たとしても中古車が配車される事になるでしょう。 JR西日本の車両はオートマ12速ですがこちらのJR関東の車両は8速マニュアルです。通常のバスの約倍に当る80名超の乗車定員をもちながらもエンジンは15000ccと控えめで昨今の20000ccほどのエンジンに比べると運動性能はおとなしめな設定になっています。これは決まったルートに限定された仕様からも汎用性は求められない事から充分な性能で地球にも優しい仕様とバス会社でも広報しています。もっとも車体重量19t総重量24tに抑える為にも大きなエンジンは搭載出来なかったのではないかと推測されます。 他のバスでは見られない4軸の車体ですが3軸車と同様に3軸目の駆動輪以外は全て操舵します。つまり6輪操舵という事になります。 登場してからかなりの年数が経過している車両ですが何とか現役で運行しているので廃車になる前に一度乗ってみたいものです。 メーカー完売の品ですので気になる方も多いのではないでしょうか。 各1点づつの入荷ですのでご希望の方はお早めに大車輪までご来店下さい。
(担当 奥主)
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