『日本霊能者列伝』 2005年 宝島社 ¥420 オカルト本にありがちな列伝と思ひきや、歴史的に著名な霊能者に混じって「藤田小女姫」や「宜保愛子」までの最近の霊能者や占ひ師まで載ってゐるところが一味違ひます。 そんでまた宜保さんの扱ひがデカい。 出口王仁三郎と同格の扱ひです。 宜保さんもたうとう殿堂入りしたんですね。感慨深いものがありますな。 その他、「神のお告げを聞いた」「千里眼・念写・予言」「霊術医療・武術」「物理霊媒」なんていふ分類にて30人が紹介されてをります。 有名どころでは念写の「長尾郁子」、GLAの「高橋信次」、竹内文書の「竹内巨麿」、高島易断の「高島嘉右衛門」、合気道の「植芝盛平」、霊的国防の「友清歓真」、正座法の「岡田虎二郎」などなど。 厳密には霊能者といへるかどうか微妙な人物も複数まじってますが、日本オカルト史の取っ掛りとしては最適のムックでせう。 まんだらけ中野店4階「大予言」では上に列挙したやうな「超能力」「予言」「新宗教」「古史古伝」「占ひ」「武道」「古神道」「代替医療」などの関係書籍を多数取り揃へて皆様のご来店お待ちしてをります。
(担当 山口ケン)
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