まんだらけコンプレック 6F プレスコは懐かしい感じがします。深夜、親に隠れて聞いたラジオのような…

たぶん、プレスコの作品に触れたことのある方はホントに不思議な感触(!?)を受けたと思います。
自分もその一人で、しかも一度聞いてはまってしまいました。
プレスコは、”プレスコアリング”の略称で。いわゆる絵に声をあてるアフターレコーディングとは違い、声を先取り、絵をあて込むのですね。
これによって声優さんが普段の制限された行動、制限された表現の演技ではなくより演技らしい演技ができる。
そして観る側も声優さんの生の演技をより体感できる。
素晴らしい方法なのです。ラジオドラマのような台本一つで演技してくれてる感がすっごい出てて、なんか声優さんや作り手さんと近づけた感じがするんですよね。
僕の勝手な感想ではあるのですが。でも現在の日本のアニメ事情、声優事情であまり用いられないのも事実です。
アメリカなんかでは最近のアニメは加工に便利なフルCGが主流なのでプレスコが多いのですが、それも日本で公開する時には日本の役者さん達が吹き替えを行うのでまたアフレコの仕上がりになってしまいます。
本当にプレスコに触れられる機会は少ないのかも知れません、残念なことです。
是非皆さんにもプレスコを味わってほしい!ということで。
とにかく僕が観てもらいたいのは今最もプレスコで熱い「松尾衡」監督作品です。
先日発売の「紅」も入荷しました。
相変わらず「RED GARDEN」は評価が分かれますが、僕は全然肯定。
観て感じて欲しい。
そんなトピックス。

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(担当あたらし)